おにぎりというと実際に作ってみると
案外難しいものです。
山型三角・俵型・丸型など
いろんな形で用意されますが、
きれいで美味しそうに整えるのは難しいです。
最近の流行の「おにぎらず」は
その名のとおり「握らないでつくる
簡単おにぎり」だそうです。
おにぎらず、とはいえ
おにぎりの一種なんですね。
つくるときに手も汚れず
食べやすいということ・
「おにぎらず」という
ユーモラスな名前であっという間に
人気の食べ物になったようです。
おにぎりの具として扱うのが
難しい大きめの食材も楽しめたりするのも
魅力のひとつでしょう。
おにぎらずは「おにぎりを作るのが
苦手な人でも簡単に用意できる」というのが
魅力のひとつですが、実際に挑戦してみると
案外難しいという意見もあります。
おにぎらずの作り方について
調べてみました。
スポンサーリンク
おにぎらず「握らないおにぎり」とは?簡単(基本の)おにぎらずの作り方
おにぎらずのイメージは
「ごはん版サンドイッチ」
手巻き寿司のアレンジ系といったもの
だと思います。
基本は全形の海苔1枚を使います。
半分サイズを使うハーフサイズもあります。
材料は
海苔(全形1枚)
ご飯(小さい茶碗多目に2杯程度)
塩
好みの具 です。
おにぎらずの作り方
広げた海苔の真ん中に
半量のご飯をひろげ軽く塩をふります。
自分の正面からみて
海苔がひし形に見える状態に置いて、
ひし形の中にご飯で正方形を
つくるイメージです。
ご飯の上に万遍なく広げるように
具をのせます。
その上に残りのご飯を広げて
塩を振ります。
海苔の4つの角を
真ん中にあわせるように
ご飯を包みます。
裏返してご飯と海苔を
なじませます。
ぬらした包丁で
半分に切ります。
ハーフサイズの作り方の場合
全形の半分サイズか
手巻き寿司用の海苔1枚
ご飯(茶碗1杯程度)
塩
好みの具
海苔の全面に
ご飯全部をひろげます。
端まで入れると
崩れやすくなるので
1センチ程度あけてひろげましょう。
ご飯に塩を振ります。
左右どちらか半分側だけに
具をのせて塩をふります。
真ん中から二つに折り、軽く抑えて
なじませます。
スポンサーリンク
おにぎらず作り方のコツ
おにぎらずの失敗としては
きれいに包めない
海苔がまとまらない
海苔が破れる
きれいに切れない
などがあります。
きれいに包めない
海苔がまとまらない
というのは
「中身の量の問題」
であることが多いです。
ご飯の量が多すぎたり
ひろげていなかったりすると
包みにくいです。
ご飯は
なるべく平らに・薄く
のせましょう。
具もご飯の上に
万遍なく広げるようにして置きます。
真ん中が盛り上るように
おいていたりしても
海苔がまとまらない原因になります。
具の量が多すぎても
きれいに包めませんから調節しましょう。
上にかぶせるご飯も
同様に平らに・薄くのせます。
包むときは少しきつめに
しっかりと包みます。
包むときに
海苔が破れる場合、
ご飯・具をのせて
少し海苔が
ご飯の水気で
しんなりとするのを待つと
扱いやすくなります。
海苔のパリパリしたところが
好きな人は残念ですが、
きれいに包むには
少し湿ったのりのほうが
作業しやすいのです。
包んだ後海苔が
つなぎ目の部分から
はがれてしまう、
というときには
ご飯粒を接着剤として
つけてからあわせるといいでしょう。
切る時には包丁を濡らして切りましょう。
ひとつ切ったら
刃についたご飯粒などを
またきれいにとって濡らして次を切ります。
こうすることできれいに切れます。
おにぎらず、人気の具は?スパム・チーズ・アボカド・納豆・卵焼き 以外では
おにぎらずは
ご飯版サンドイッチ
ということで
洋風の具である
チーズやスパム・アボカド
などは人気です。
サンドイッチに使うように
アボカドとサーモンやエビを
あわせたり
スパムとレタスなどもOKです。
ですから普通のおにぎりでは
扱いできない
ハンバーグ・エビフライ・
から揚げやとんかつなども
豪快にはさめます。
おにぎりなら汁気が気になって
使えない煮物系のおかずも
ちょっと汁気をきってから
のせて包めば使えます。
納豆とキムチという組み合わせも
休日のランチなら
まわりも気にならないで楽しめるでしょう。
基本的に普通に食べている
ご飯のおかずをなんでも使って
OKだと思います。
サンドイッチ感覚で用意できるので
普段にご飯を食べるときに
「おかず」として使わない食品にも
チャレンジしてみましょう。
でもあんこや
生クリームと缶詰フルーツなど
甘いものはパンには合いますが
残念ながらおにぎらずには
「好みによるけど美味しくない」
具材だそうです。