春の七草「すずな」でもあるかぶ。
日本人にとってもなじみ深い野菜の一つです。
しかも、どんな料理にも使いやすく、
食べやすいのも特徴です。
そんなかぶの栄養を知って、
かぶを使ったレシピの参考にしてくださいね。
かぶの葉や茎の栄養やカロリー!根とは別物!妊婦や子どもに嬉しい効果!
スポンサーリンク
かぶは大根と似ている!?かぶの栄養とカロリー
かぶの栄養は、葉と根の部分で全く違います。
「根」とは私たちは普段「かぶ」というとイメージする白い部分のところです。
ここでは、この「根」の栄養についてみていきます。
かぶと大根って、
私たちはなんとなく似ている野菜だと思っていませんか?
似ているというのは見た目の印象だと思っていましたが、
実は、外見と同様、
栄養価の面でも似ている点が多くあります。
どちらも淡色野菜で、
炭水化物の消化を助ける酵素であるジアスターゼや
でんぷんの消化酵素・アミラーゼを豊富に含んでいます。
その他にもそれほど多くはありませんが、
ビタミン類も含んでいます。
かぶのカロリーは100gでおおよそ20kcalです。
大根の栄養やカロリーは?ダイエット効果や健康に関する効能は?
スポンサーリンク
かぶの栄養の効果は?
かぶに多く含まれる
でんぷんの消化酵素・アミラーゼには整腸作用があり、
胸焼けや食べ過ぎ、弱った胃に効果があると言われています。
特に生で食べると効果的です。
整腸作用には生で、というように調理法によってかぶが発揮する効能が変わります。
ジュースにして飲むと吹き出物や腫れ物に、
声がかれた時はおろしたしぼり汁を飲むと有効です。
かぶには昔から胃腸を温める効能があると言われてきました。
声がれの時と同じように、かぶのおろし汁を飲むと、
冷えが原因の腹痛を抑えるとして
昔から腹痛薬として重宝されています。
食用不振にも効果があると言われています。
強い抗酸化作用があるビタミンCもある程度含むため、
抗がん作用や生活習慣病予防を期待できます。
風邪予防としても冬には積極的に取り入れたい野菜の一つです。
かぶの栄養が妊婦や子どもにいいって本当?
かぶは妊婦さん、子どもにとっても嬉しい野菜です。
というのは、妊活中の女性や妊婦さんが必要とする「葉酸」を含んでいるからです。
葉酸は、根の部分で100g中50μg、
葉の部分には65μg含まれています。
それぞれは抜群に豊富!というほどではありませんが、
まるごと食べるようにすれば、その量はなかなかものになります。
また、妊娠中に便秘になりやすくなったり、
骨密度が低下することがあります。
かぶをまるごと摂取することで、
食物繊維やカルシウムが摂れ、
便秘の解消や骨を強く保つことにつながります。
妊婦さんにはおすすめの食材の一つです。
ポイントは「まるごと食べる」ことですね!
かぶは消化に良いので、食の細い子どもにとっても優しい食材と言えるでしょう。