夏が近づくと、
そろそろプール開きの時期となります。
多くの子どもたちが楽しみにしている行事ですが、
思わぬ事故も心配されます。
特に小学生ですと、
低学年と高学年の子どもでは、
事故の理解の程度にも大きな差があるかと思います。
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小学校のプール開きの挨拶・注意事項
各学校によって違いはあるようですが、
校長先生による挨拶が行われることが多いようです。
そしてこの時に、
次のようなプール使用時の注意事項が伝えられます。
プールへ入る前の約束
腰洗い槽につかり、
シャワーを浴びてから準備体操を行うこと。
プールサイドでは決して走らない
プールサイドは水にぬれて滑りやすくなっているので、
転びやすくケガにつながる。
プールの中でふざけない
思わぬ事故につながる心配があるため、
指導する教師の号令やホイッスルには必ず従う。
プールから出た後
シャワーでしっかりとプールの水を洗い流すこと。
体調の確認
風邪気味や中耳炎など体調に問題はないか確認する。
循環口への引き込み事故についても、
注意が必要かと思われます。
プールには、
底や壁に水を綺麗にするための浄化装置が設置されています。
通常は頑丈な柵や格子がついていますので心配はありませんが、
この循環口に体が引き込まれてしまい、
溺れてしまうという悲しい事故もありました。
この様なことが起こらないよう安全対策がとられていますが、
不用意に近づいたりしないよう
ご家庭でも子どもへ注意を促すことも大切なのではないでしょうか。
またプール開きを行うに際して、
子どもたちは何らかの清掃作業を行ったと思われますが、
各学年の子どもたちがゴミ拾いやブラシ掛けなど、
それぞれ協力しあった成果だということを褒め
伝えてあげてることは忘れないでほしいと思います。
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小学校のプール開きの挨拶・例文
「本日は皆さんの楽しみにしていたプール開きの日です。
楽しいプールの時間のために約束してほしいことがあります。
まずはトイレは済ませましょう。
次に腰洗い漕におへそから下をつかります。
そしてシャワーを浴びます。
みんなでプールを綺麗に使うために、
とても大切なことです。
プールサイドではまず準備体操をします。
いきなりプールにはいることは危険です。
ふざけずきちんと行いましょう。
プールサイドで走ると、
滑って転びケガをする心配もあります。
走らないこと。
そして、先生の号令には従うこと。
これらのことを守って、
みんなで楽しいプールの時間を過ごしましょう」
低学年の子どもでしたら、
ビート板の使い方やしまい方、
高学年の子どもでしたら、
昨年以上の距離を泳げるよう達成目標を持たせるなど
各学年に応じた指導要項などを取りれた挨拶が行われるようです。
プール開きのお清め意味は?
プール開きで行われるお清めでは、
プールでの事故が起こらない様酒や塩を使って安全を祈願します。
水の神様への報告と祈願の意味があるそうです。
もしかしたら粛々と行われることで、
浮き足だった気分をひきしめる効果もあるのかもしれません。