
卒業式の謝辞や祝辞では、冒頭に3月らしい時候の挨拶を入れると、かしこまった式典に合う文章になります。ただし、同じ3月でも地域によって気候は異なります。実際の天候に合う表現を選ぶことが大切です。
この記事では、3月上旬の卒業式で使える挨拶と、小学校の謝辞の組み立て方を紹介します。
目次
3月上旬の卒業式で使える時候の挨拶
春の気配を感じる地域
- 寒さもようやく和らぎ、春の訪れを感じる季節となりました。
- 木々の芽も少しずつ膨らみ、春の息吹が感じられる今日この頃です。
- 柔らかな日差しに、春の訪れを感じる頃となりました。
- 早春の候、皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
まだ寒さが残る地域
- 春とはいえ、まだ寒さの残る今日この頃です。
- 日差しには春を感じるものの、朝夕は冷え込む日が続いております。
- 冬の名残を感じながらも、少しずつ春へ向かう季節となりました。
雪が残っている地域
- 校庭にはまだ雪が残っておりますが、日差しには春の訪れが感じられるようになりました。
- 雪解けが待たれる中、木々の芽には新しい季節の訪れが感じられます。
- 名残雪の舞う今日、卒業生の皆さんが晴れの日を迎えられましたことを心よりお祝い申し上げます。
無理に「暖かな春」と表現する必要はありません。その日の景色を一文入れると、定型文だけではない自然な挨拶になります。
小学校の卒業式で使える謝辞の書き出し
保護者代表が学校や教職員へ感謝を伝える挨拶は「謝辞」です。次のように、季節の挨拶から始めるとスムーズです。
> 柔らかな日差しに春の訪れを感じる今日の佳き日に、子どもたちのためにこのような心温まる卒業式を執り行っていただき、誠にありがとうございます。卒業生の保護者を代表し、心より御礼申し上げます。
雪が残る地域なら、次のように変えられます。
> 校庭にはまだ雪が残っておりますが、日差しには春の訪れが感じられるようになりました。本日は、子どもたちのためにこのような立派な卒業式を執り行っていただき、誠にありがとうございます。
小学校の謝辞の基本構成
謝辞は次の順番にするとまとめやすくなります。
- 1. 季節の挨拶と卒業式開催へのお礼
- 2. 校長先生、教職員への感謝
- 3. 来賓や地域の人への感謝
- 4. 入学当時の子どもたちの様子
- 5. 成長を感じた具体的な出来事
- 6. 卒業生への祝いとはなむけ
- 7. 学校への今後のお願い
- 8. 日付と保護者代表者名
すべてを長く話す必要はありません。学校行事や日常の中から、子どもたちの成長が伝わる出来事を一つ選ぶと、内容に具体性が出ます。
謝辞で気をつけたいこと
- 個人だけに通じる思い出ではなく、卒業生全体に共通する話を選びます。
- 教職員や来賓への感謝を入れ、保護者自身の話が中心にならないようにします。
- 当日の天候と合わない季節表現は避けます。
- 学校から時間の指定がある場合は、読む速度を含めて事前に練習します。
- 学校ごとの慣例があるため、原稿の形式や表現は担当の先生に確認します。
まとめ
卒業式の時候の挨拶は、3月上旬という暦だけでなく、実際の天候に合わせると自然です。小学校の謝辞では、季節の挨拶、学校への感謝、子どもたちの成長、卒業生への言葉の順に組み立てると伝わりやすくなります。