ストックフォトで売れる写真はどんな写真？初心者におすすめは？
ストックフォトとは、様々なシーンで使用されることを目的とした写真素材のことを言います。著作権は撮影者や所有者に帰属しているので、使用するためにはその使用権を購入する必要があります。一般的には、同じように著作権が帰属する動画や音楽なども含まれています。
そのストックフォトですが、自分で撮った写真も条件をクリアすることで販売することができ、稼げる副業として話題を集めています。
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ストックフォトを始めるには？
ストックフォトは自分で撮影した写真を、ストックフォトサービスを通して提供（販売）できるサービスで、「photoAC」「PIXTA」「Adobe Stock」「IStock」などが有名です。
まずは、クリエイター登録から始めましょう。
始め方：photoACの場合
①ストックフォトサービスを開きます･･･今回はphotoACを例にするので、「photoAC」のトップを開きます。
②クリエイター会員登録を行います･･･画面右上の「クリエイター会員登録」をクリックします。
③メールアドレスや氏名などの必要事項を入力します。
④「確認」をクリックすると、「認証メール」が登録したメールアドレスに届きます。
⑤認証メールに記載されている「URL」をクリックすると登録完了です。
本人確認書類提出
①photoACの右上のログイン（クリエイターを選ぶ）をして、「会員情報設定・編集」を選んで、「本人確認書類提出」をクリックします。
②「ファイルを選択」を選び、提出する本人確認書類（例えば運転免許証）の画像を選択します。
③本人確認書類の氏名、住所、生年月日などを、登録した事項と同じものか確認します･･･登録した事項と一致しなければ受付されません。
④ファイル化（JPGまたはPSDなど）して「提出」を押してアップロードします。
③「提出を受け付けました」と表示されると完了です。
本人確認書類を提出すると数日後に審査が完了します。
本人確認書類提出のページを確認して、「認証済み」と表示されていれば、photoACのクリエイターとして写真を投稿することができます。
投稿できるのはどんな写真？スマホの写真でもいいの？
photoACを例にして、投稿する方法を解説します。
①クリエイターとしてphotoACにログインします。
②マイページを開き、「写真を投稿する」をクリックしてください。
③投稿する写真ファイルをを選択して「投稿する」を押してアップロードします･･･自分で撮影したもので自身に著作権のある写真でなければなりません。投稿する写真にはルールがあるので、各ストックフォトで確認してください。
④photoACでの投稿写真は、jpegデータ、容量1枚20MBまで、サイズ長辺640px以上です。またはPSDデータ、容量1枚50MB、サイズ長辺640px以上です。
⑤これらの条件を満たせば、スマホの写真でもOKです。
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売れる写真とは？ストックフォトで稼ぐ方法は？
写真は、過去に撮影したものでも新規に撮影したものでも良いです。
また、写真撮影の初心者でもプロでも構いません。
ただし、ストックフォトに掲載されている写真を見ればわかるように、販売を行なえる写真はある程度品質の高い、需要を考えたものでなければなりません。
売れる写真とは？
写真はどんなものでも良いというものではなく、少なくても次の特徴を捉えた写真を投稿しましょう。
①明暗がはっきりして、くっきり色鮮やか･･･人の目を惹くのは、コントラストの強めのはっきりした写真です。明暗が薄めの写真を好む人もいますが、売れるのははっきりした写真です。
②色彩は少なめにする･･･色彩を多い写真は、まとまりのない印象を受けます。
③光を使った演出効果がある･･･逆光などうまく演出すると、全体に幻想的な写真になります。投稿者の中には、画像編集ソフトで光の調整をすることが多いです。
④自分の好みの写真と売れる写真は違う･･･素人がこれは良い写真だと思っても、お金を払って購入する人の好みは違います。購入する人の目的を考えて投稿しましょう。
⑤競合の少ない写真･･･同じ傾向の写真を投稿しても選ばれる確率は低いです。競合の少ない珍しい写真が良いですね。
⑥文字やタイトルをいれやすいスペースがある･･･広告の文字やタイトルを入れるスペースがあると商業的な写真として好まれます。ポスター的な利用ですね。
稼ぐ方法は？
ストックフォトに写真を投稿したからと言って、すぐに稼げるわけではありません。
最初のうちは、ほとんど稼ぐことはできないと言われています。
そこで、少しでも稼げるようになるために、次のコツをご紹介します。
①テーマを決めた写真を投稿･･･誰がどのようなときに使用するかを考えた写真を投稿します。
テーマを決めて、そのテーマを強調した写真を選びましょう。
②写真にタグを付ける･･･写真にテーマや関連する言葉のタグを付けましょう。検索されそうな言葉をタグ付けします。
③写真の品質にこだわる･･･ピンボケや目標物が構図から外れている写真は避けてください。
④画像編集ソフトでリタッチする･･･逆光を利用することや、コントラストを強めにするとか、見た目をリタッチして人目を惹く写真にリタッチしましょう。明るさと色彩を変えることで大きく印象が変わることがあります。
⑤投稿を続ける･･･短期で投稿した写真が、すぐに売れて儲かるということはほとんどありません。じっくり長期にわたり投稿を続け、投稿枚数を増やすことが大切です。また定期的に新作を投稿することで、ダウンロート回数を増やします。
ストックフォトで、初心者におすすめは？
初心者におすすめの代表的なストックフォトをご紹介します。
photoAC
- 無料で加工や商用利用ができるストックフォトですが、1日9点までという制限があります。
- 有料会員になると、ダウンロードし放題になります。
- 写真の種類が豊富で、他のストックフォトではない写真が多いです。
- 写真1回ダウンロード3.25P（3.25円）、人物写真ダウンロード11pt（11円）です。
PIXTA
- 写真以外にも動画、効果音、BGM、イラストなどを販売しています。
- 一度購入した写真は追加料金なしで何回も使えます。
- 素材ごとに検索できるので、簡単に目的の写真にたどり着きます。
- 写真が売れるとクリエイターランクによるコミッション率により、売上の一部が獲得クレジットとして加算されます。単品購入と定額制の2つの支払いがあります。
Adobe Stock
- 2億点を超える豊富な写真、イラスト、動画などが揃っています
- 日本関係の画像が豊富で、日本の行事や景色など他のストックフォトより多いでしょう。
- 販売は、画像が購入されると33％のロイヤリティが支払われます。
IStock
- 外国の写真が多いようですが、近頃は日本の写真も増えてきています。
- テーマに合わせた世界中の写真を購入することができます。
- 写真が売れると設定されているロイヤリティ率に基づいた金額が報酬となります。
- 非専属であれば15％となります。