ゴキブリは、北海道(一部には生息?)を除く日本中に生息する不快害虫であり、くみ取り式便所や台所を経て人間にサルモネラ菌などの病原菌を伝播させる、嫌われ者代表の昆虫です。
その生命力は、核戦争後に生き残ることのできる唯一の生物と言われています。
ゴキブリは一回の産卵で約40匹の赤ちゃんを孵します。
赤ちゃんが成虫になり、また産卵して40匹生んで、また成虫になってと繰り返していくと
とんでもない数になってしまいます。
そうならないために徹底的にゴキブリを退治しましょう。
駆除方法には、アロマスプレー、ホウ酸団子、毒餌、殺虫剤、駆除剤などがあります。
今回はCMでおなじみのゴキブリ駆除用品の「ゴキブリホイホイ」について検証します。
ゴキブリホイホイは効果がある?効果なし?
ゴキブリホイホイは、1973年にアース製薬が販売して現在も大ヒットしているゴキブリ駆除用品です。
アース製薬の倒産(会社更生)から「ゴキブリホイホイ」の大ヒットで再建に成功したエピソードは有名です。
ゴキブリホイホイは、粘着式のネズミ捕りをヒントに、箱状のハウス内の粘着剤と誘引剤でゴキブリを捕獲し、ゴキブリを見ないで捨てることができる商品です。
現在のゴキブリホイホイは、ハウスの入口に足ふきマットを設置しているので、ゴキブリの足に付いている油や水分を吸収し、ハウス内の粘着力を弱めない対策をしています。
これをゴキブリが出そうな場所、通り道などに置くと手軽にゴキブリを捕獲することができます。
ゴキブリホイホイの捕獲能力は強力で、現在も類似品も含め数多くの購入者がいることから、効果がないとは言えないでしょう。
ゴキブリホイホイの効き目は?期間は?範囲は?
販売会社のアース製薬によると、はく離紙をはがしてから約1カ月は十分効果があるとしています。
ただし効果があるということは、ホイホイの中にゴキブリが大量にいることもあり、粘着部分がゴキブリの体で埋まって粘着スペースが無くなっていることも考えられます。
1カ月待たなくても適当な期間で処理することが必要な場合もあると思います。
台所内の戸棚の中や冷蔵庫の下、ゴキブリが入りそうな窓際などゴキブリの餌が存在するような場所を中心として設置範囲にすると良いでしょう。
ゴキブリホイホイは逆効果?デメリットはある?
メリットは、
手軽に設置できる、
誘因力が強力、
ハウスに入ったゴキブリの捕獲能力が高い、
姿を見ないで捨てられるなどがあります。
誘因剤はビーフ、えび、野菜などの一般的な食材を再現した香料であり、殺虫剤の成分は含まれていないので、薬品アレルギーの方やお子様にも安心です。
デメリットは、
強力な誘因力で逆に外部などからゴキブリを呼び寄せてしまう、
狭い場所や捕獲状況がわからない場所に仕掛けたまま忘れてしまう、
日当たりの良い場所に仕掛けると粘着剤が溶ける可能性がある、などがあります。
笑い話のようですが、ゴキブリがいないのにかかわらずゴキブリホイホイを設置して、全然捕れない、効果がないと思う人が以外といることです。
いなかったゴキブリを逆に呼んでしまうという逆効果にならないように、目的をしっかり持って設置することが大切です。
□ゴキブリ赤ちゃんの駆除方法!似ている虫?一匹だけ!大量発生時は!