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柊(ひいらぎ)の特徴や名前の由来、別名や花言葉は?柊鰯の作り方

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ひいらぎ

柊という植物をご存知ですか?
そうです、葉っぱがギザギザしているあの植物です。

見たことはあるけど詳しくは・・・という程度の方がほとんどだと思います。
そんな柊について少しご紹介したいと思います。

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目次

柊の特徴は?

柊の原産地は東アジアで日本では関東地方より西の本州・四国・九州・琉球の山地に分布しています。

外国では台湾などでも見られるようです。

モクセイ科モクセイ属も常緑小高木です。
11月~12月頃に葉腋に小さな白色の花が咲きます。
モクセイ科の植物なので、キンモクセイと同じようないい香りがします。

そして6月~7月にかけて黒い果実ができます。
あれ?赤い実じゃないの??と思った方もいらっしゃいますよね。

クリスマスなどに使われている赤い実の柊は、セイヨウヒイラギの事でこれはモクセイ科ではなくモチノキ科になるんです。

どちらの柊も葉がギザギザしていて、触ると痛いんですよね。
しかしこの葉も、老木になってくるとギザギザしたトゲがなくなり丸みを帯びた葉になってきます。

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柊の花言葉は?

柊の花言には、用心深さ・先見の明・歓迎・用心・剛直・保護・あなたを守る・・・などなど色々あります。

用心深さ・用心・保護・あなたを守るなどはきっと葉がトゲトゲしていて守ってくれるところから来ているのかもしれませんね。

先見の眼は、柊の葉が年老いてくると丸みを帯びた葉に変化しますが、それを見て危険そうだなと思ってもそうでない変化をするところから来ているようです。

そして歓迎というのは、葉のトゲが鋭いのと相反してよい香りで招き寄せられるところから来ているようです。

柊の名前の由来と別名

柊の名前の由来は、葉の縁のトゲを触るとヒリヒリ痛むところから“ヒリヒリ痛む”という意味の古語である≪ひひらく≫に由来すると言われています。

古事記に≪比々羅木(ひひらぎ)≫とあり、この“ぎ”は“木”のことで≪ひひらく木≫というのが語源ではいかと言われています。

漢字の≪柊≫の由来は、冬に花が咲くということもありますが“ひひらく“という意味の漢字である“疼”と関連付けられて日本でつけられたものだと思われます。
名前からも古い歴史のある植物ですよね。

そんな柊の別名ってご存知ですか?
鬼の眼突き”って言うんですよ。
ちょっと名前だけ聞くと怖いですよね。

これは、鬼が柊の葉のトゲトゲに目を突かれて逃げていったという伝説から来ているようです。
だから節分で、柊の葉にイワシの頭を挟んで玄関に飾り鬼除けとして古くから使用されています。

鬼はイワシのにおいが嫌いだと言われており、触れると痛い柊の葉と合わせておけば悪いものを寄せ付けず家を守ってくれるというわけです。

でも最近ではあまりこの飾り見かけませんよね?
作り方は至って簡単なので、興味がある方は作られてみてください!

柊鰯の作り方

○材料
 ・イワシの頭
 ・柊の小枝

次の冬、柊を見かけたら厄除けに≪柊鰯≫を作ってみてはいかがでしょうか?

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