別れのシーンで
花を贈る、というと
どういう場面が思い浮かぶでしょうか。
卒業・就職・転職・退職など
「花をもらう」チャンスは
案外どんな人でも
1回や2回はあるものです。
映画や小説などにあるような
ロマンティックで劇的なシーンに
憧れるという人もいるかもしれません。
お花は心に残る贈り物だけれど
もらったほうが負担に感じるほど
「重いプレゼント」ではないので
贈り物にするにはいいアイテムだと思います。
別れのシーンは
送る人・送られる人両方ともに
新しい出発地点にもなります。
言葉にならない感謝や惜別の意味を
花言葉に託して贈る、
というのもちょっと洒落た
上手なプレゼントの方法ですね。
同じ花でも色によって
花言葉の意味が変わったり
ということもあります。
花の種類としての花言葉と
色による言葉が違う
というものも多いです。
どの花を選ぶかどいういうシーンで使うかは
知っていて損はないと思います。
別れのシーンに贈る花は?門出を祝う花言葉を持つもの!
卒業・転職・結婚など
新しい人生への出発を
祝う気持ちを込めた
意味を持つ花です。
「カサブランカ」
花言葉は 祝賀
威厳
「胡蝶蘭」
花言葉は 幸福が飛んでくる
「青いバラ」
花言葉は 夢かなう
神の祝福
「白いライラック」
花言葉は 青春の喜び
「グロリオサ」
花言葉は 栄光
「アヤメ(アイリス)」
花言葉は 希望
「スイートピー」
花言葉は 門出
卒業のお祝いに
花を贈る場合
ミニブーケなら
1000円~3000円台、
ちょっと豪華なものなら
2000円~5000円程度が
人気だそうです。
卒業する本人に贈る・
お世話になった先生に贈る・
在校生から先輩に贈るなど
いろんなパターンがあると思います。
退職する人に贈る場合は
電車やバスで帰宅することが
考えられます。
持ち帰りしやすいように
大きさなどはよく考えましょう。
注文の際に
花屋さんに頼んでおけば
持ち易いように
紙袋などに入れるなどの
配慮をしてくれるでしょう。
贈る相手が男性なら
「心からの尊敬」
の花言葉を持つ白いバラや
カサブランカもいいでしょう。
別れのシーンに贈る花は?決別を意味する花言葉を持つもの!
決別という言葉の意味は
「きっぱりと別れること」です。
人間関係を考えるときだけ
ということはありません。
「物事をはっきりとあきらめること」
という意味もあります。
ですから自分自身が
何かに踏ん切りをつけたいときや
忘れたいことがあったとき
過去の自分と決別して
新しいスタートを切りたいとき
といったときに
「自分に贈る」というのも
いいのではないかと思います。
決別の意味の花言葉を持つ花は
次のようなものです。
「白いバラの蕾」
花言葉は 恋をするには若すぎる
「チューリップ」
白の花言葉は 失われた愛
黄色は 望みのない愛・名声
「ゼラニウム」
白の花言葉は 私はあなたの愛を信じない
ピンクは 決心 決意 疑い
深紅は メランコリー
「ミヤコワスレ」
花言葉は 別れ
「ジニア」
花言葉は 注意を怠るな
「ハマナス」
花言葉は 悲しくそして美しく
「夕顔」
花言葉は はかない恋・私はすべて失った
「ヒガンバナ」
花言葉は 悲しき思い出・あきらめ・情熱・独立
「リンドウ」
花言葉は 悲しんでいるあなたを愛する
同じ花でも
色や開花の状況で
花言葉の意味が変わる
というのも知っておきたいですね。
別れのシーンに贈る花は?悲しみを意味する花言葉を持つのは?
悲しみを表現するのに
言葉を尽くしても
気持ちを表すことができない、
ということがあります。
表現しきれない悲しみを
花に込めるのも
奥ゆかしい悲しみの
表現方法だと思います。
悲しみを表す花は
「忘れな草」
花言葉は 私を忘れないで・真実の友情
「マリーゴールド」
花言葉は 悲哀・別れの悲しみ
「ヒヤシンス」
花言葉は 悲しみ・悲哀
「キンセンカ」
花言葉は 別れの悲しみ・寂しさ・失望
「ムスカリ」
花言葉は 失望・失意
「カタクリ」
花言葉は 悲しみに耐える
墓前にお供えする花として
菊はよく知られています。
そのために
「菊は悲しみを表す花」
と考えている人も多いと思います。
ところが
菊の花言葉は
悲しみとはまったく関係がないのです。
花全体としての花言葉は
高貴・高潔・高尚
色別には
紅 あなたを愛しています
白 真実・誠実
黄色 破れた恋
となっています。
同じ花・花言葉でも
複数の意味があったり
花としての花言葉と
色による意味に違いがあったりと
なかなか難しいものです。
贈る側が
汲み取って欲しい意味がある場合
カードなどを添える
という方法があります。
でも決別や悲しみを表す花を贈って
カードまで添えて意味を強調するのは
ちょっと無粋かもしれませんね。