手紙を書く時、今では書き易さから
横書きが多く一般的になってきています。
ただ、文章を書き綴るというだけではなく、
きちんと手紙のレイアウトも考え
バランスのよい手紙にしたいですね。
ここでは手紙の横書きの書き方について
ご紹介します。
□縦書きの手紙や封筒の基本と書き方!拝啓と前略は?お礼や詫び状では?
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手紙の書き方、横書きでビジネスの場合は?拝啓は?
ビジネス文書にも横書き・縦書きを使い分ける必要があり、
案内状や招待状などは特に縦書きが多いですが、
現在では横書きでも作成されています。
オフィスソフトにもテンプレートに
横書きのものが入っているので問題はありません。
例えば何かのご案内状の場合ですが、
右上に案内状を作成した年月日(平成◯年◯月◯日)
一行改行した上で左上に「前付け」として宛名を入れます。
社員各位や関係者各位などといった
宛先を見た事があると思いますが個人宛の場合には、
「◯◯会社 ◯◯様」といった書き方もあります。
次に改行して右側に出す側の会社名や個人名といった
署名を入れ、ようやく中央寄りでタイトルを入れます。
続いて「拝啓」から時候の挨拶を含めた前文、
今回の伝えたい内容である主文、
そして文章をしめくくる末文とし敬具でしめくくります。
別記として日時や会場などをお知らせする場合には、
中央寄りで「記」とし、
続いて日時や会場、連絡先を記載します。
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手紙の書き方、横書きの封筒の書き方は?
縦長の和封筒に横書きで宛名を書く場合は、
右側に郵便番号、右上に切手を貼る様にし、
切手も郵便番号と同じ方向に貼付けます。
郵便番号は枠に通常通り記載し、
住所と宛名は横書きします。
洋封筒の場合はどうでしょうか?
これも郵便番号は右側に来る様に宛先を記載し、
郵便番号は枠内に記載します。
切手は宛名と向きを同じにし、
宛名は少し大きめに中央に書く様にしましょう。
裏書きは開封する中央の三角部分の下に納め、
特に「〆」や「封」は記載しなくてもかまいません。
手紙の書き方と横書き、時候の挨拶とは?
かしこまった手紙やお礼のお手紙など、
今現在の季節や天候などに相応しい季節感を
感じる言葉を「時候の挨拶」といい、
わりと細かく分けられていたり似た様な言い回しの
季節の挨拶も多くあります。
時候の挨拶に続くのは「安否の挨拶」ですが、
ビジネスや季節問わず使用出来るものとしては、
時候の挨拶と安否の挨拶を合わせ持つ言葉で、
「拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます」
という言葉があります。
「時下」には、”今現在”や”このところ”といった意味合いがあり
季節を問わず使う事ができます。
しかし、個人宛のものであれば
きちんと今の季節を感じる様な
時候の挨拶と相手の安否に関する挨拶をしましょう。
◎例文
拝啓 寒さ厳しい折、皆さんお変わりありませんか?
□11月の上旬・下旬の時候の挨拶・季節の挨拶は?ビジネスや招待状では?