退職の挨拶の例文!一般的、寿退職、両親の介護・一身上の都合など

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サラリーマン挨拶
年度の変わる節目である3月には、退職に伴う送別会が行われることがあります。

定年退職であったり、その他自己都合の退職など、その理由は様々です。

退職者側からも、一言挨拶を求められる場合が多いでしょう。

本当に一言、というわけにはいきませんから、事前にスピーチの準備をしておくと安心です。

ここでは、退職のパターンによって、いくつか退職の挨拶をご紹介します。

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一般的な退職者の挨拶

ここでは、送別会における一般的な退職の場合の挨拶をご紹介します。
挨拶の流れとしては、以下のようになります。

・送別会開催のお礼
・社内における経歴と思い出
・これからの抱負
・感謝の言葉

では、これに順じた挨拶の例文を挙げてみましょう。
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 本日は私のためにこのような盛大な送別会を開いていただき、誠にありがとうございます。
また先程は社長をはじめ皆様から身に余るお言葉を拝聴しながら、これまでの職業生活を振り返っておりました。

今振り返ってみると長いようであっと言う間だったような気がしております。
最初は営業として入社し、現社長であります先輩から「仕事のイロハ」を教えてもらいました。
その後、何度かの異動を経験しましたが、どの部署においてもその時の教えが職業生活における礎となりました。
ここひと月ほどは、引き継ぎや残務整理で自分が関わった仕事を見直す機会が多くあります。
当時の苦労やプロジェクトの成功をみんなで喜んだこと、お世話になった皆さんやお客様こともを思い出しました。
また同時に、指導してきた部下たちや若手の皆さんの成長を改めて感じることもできました。私が退職後もこれからを担ってくれるだろうと頼もしく思っております。

 これまで仕事一筋で過ごして参りましたので、最近、よく耳にするように、退職後、自分自身も暇を持て余し、喪失感に悩むのではないかと不安に思っておりました。

 再就職なども考えていた昨年の今頃、妻と一緒に社会奉仕の一環としてで週末に子どもたち課外活動の指導員を始めたところ、子どもたちの笑顔が見られるのが実に嬉しく、今後はこの活動に力を入れていこうと決めております。
妻との共通の話題もできましたので、これからゆっくりと夫婦だけの時間も楽しみと思っています。

 改めまして社長をはじめ、社の皆さんには、本当にお世話になりました。
これまでの充実した職業生活を送ることが出来ましたのも、皆様のおかげと心より感謝申し上げます。
 最後に皆様のご健勝とご活躍を、そして◯◯会社のご発展をお祈り申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきます。
長い間本当にありがとうございました。

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基本的には、職歴の振り返りと感謝の気持ち、これからの抱負を述べればよいので、難しいことはありませんね。

ただし、振り返りのくだりでダラダラと長くなり過ぎないように注意したいところです。

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寿退職など女性ならではの退職の挨拶

女性であれば、寿退職ということもありますね。

寿退職の挨拶であっても挨拶の基本的な流れは一緒ですが、寿退職となると職歴はあまり長くないかもしれません。

その場合は、職歴の振り返りは簡単なものになっても良いでしょう。

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 この度は私のためにこのような立派な送別会を開いていただき、本当にありがとうございます。この時期は忙しいのにも関わらず皆様にお集まりいただき、また先程は課長をはじめ皆さんから身に余るお言葉まで頂戴し、感激しています。

 私は、新卒で入社して5年になります。
右も左もわからず戸惑う私に丁寧に指導して下さった先輩方、ご迷惑ばかりおかけするなか、温かく指導してくださった課長をはじめ職場の皆さん、これまで本当にありがとうございました。

 至らぬところばかりの私が今までやってこられたのは、皆さんのおかげです。
皆様には言葉では表せないほどお世話になりました。

 5年間と短い間ではありましたが、このような温かい上司のもと皆さんと一緒に働けたことは、本当に幸せだったなあと、思っております。

 当初、結婚後も仕事を続ける予定でしが、結婚相手の転勤により、急遽退職の運びとなりました。
忙しいところ、急な引き継ぎとなり、申し訳ありませんでした。

 短い間でしたが今まで大変お世話になりました。どうか皆さんもお元気でご活躍ください。
最後になりましたが、○○会社のご発展と皆様のご健勝、ご多幸をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
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ここでは、送別会での挨拶を想定したものをご紹介しました。

勤務年数もそれほど長くないのであれば、部署ごとでの送別会となる場合が多いでしょう。

そのようなときは、少しやわらかい文でも、自分の気持ちを伝えやすいかもしれませんね。

両親の介護などの一身上の都合での退職における挨拶

長い職業生活において、両親の介護であったり、一身上の都合で退職する場合もあると思います。

一身上の都合の場合、その理由がネガティブなものであれば、送別会の席であえて触れない方がベターです。

せっかく開いていただいた送別会ですから、全員が笑顔でその時間を過ごせるように気を配りましょう。

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 本日は私のためにこのような盛大な送別会を開いていただき、本当にありがとうございます。また先程は部長をはじめ皆さんから身に余るお言葉を頂き、感激しています。

 私は、入社して15年になります。
新入社員の頃、私を「しごとのイロハ」から指導して下さった先輩方、
温かく見守りながら時には厳しく指導してくださった部長をはじめ職場の皆さん、今まで本当にありがとうございました。

 いたらない私が今までやってこれたのは、皆さんのおかげです。

 長いようで短いこの15年間、いろんなことがありました。今思うと1つ1つが大切な思い出であり、今後の糧となだろうと思っております。このような温かい職場で働けたことは本当に幸せだったと、今改めて感じています。

 これまで育てていただき、これから恩返しをしていくという中、この度は、私の「親孝行の時間が欲しい」という個人的なわがままを聞いていただき、本当に申し訳ありません。

 これからは、社員として中からではなく、この会社の外から一ファンとして、陰ながら応援してまいります。
◯◯株式会社のご発展と皆様のご健勝、ご多幸をお祈り申し上げます。
15年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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退職理由が、両親の介護というのがネガティブという訳ではありませんが、もしかしたら、集まってくれた方々に少し心配させてしまうかも知れませんので、上記の挨拶では具体的には触れていません。

このように退職の挨拶は、これまでの感謝の気持ちを述べるもの、と思えばそれほど難しいことはありませんね!

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