クリスマスやハロウィンに比べて
知名度はまだまだですが、
日本でもイースターを楽しむ人が
増えてきたようです。
もともと宗教行事ですし、
クリスマスに比べると
ちょっと分かりにくい面があるかもしれません。
欧米では多民族社会となってきて
宗教も多様になっているので、
特定の宗教に関する行事は
学校や地域などで
執り行わないとする方向も出てきています。
日本では宗教的背景に関係なく
楽しい季節の行事として
楽しむことが多いと思います。
可愛いウサギやヒヨコ、卵など
様々なデコレーションや
お菓子は見ていて楽しいものですね。
せっかく楽しむのならきちんとした
イースターの「いわれ」を
知っていたほうがいいでしょう。
「自分たちとは違う文化」についての
知識を増やすためにも
いいチャンスだと思います。
またきちんとした知識があれば
本当に宗教的な意味で
イースターをお祝いする習慣のある
友人ができたりした場合も恥ずかしくありません。
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イースターの意味！イースターエッグとは
「イースターはキリスト教の行事のひとつ」
ということくらいは知っている人も多いと思います。
クリスマスよりも重要な行事とも言われています。
ひとことで説明すると
イエス・キリストの復活を祝う行事です。
十字架にかけられたイエス・キリストが
３日目に復活したことを祝うもの、ということです。
クリスマスのように
日付が決まっているものではなく、
毎年「日」が変わるものです。
「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」
となっています。
だいたい
３月２１日から４月２４日になることが多いようです。
ちなみに２０１６年のイースターの日程を
調べてみると３月２７日としている場合と
３月２５日から２８日としている場合がありました。
イースターの頃は
欧米では「春の連休」に当たるので、
日程が長いのは連休としてのことなのでしょう。
イースターエッグといわれる
「卵」は生命の始まりを象徴しているといわれています。
小鳥の雛がこの世に生まれ出るためには
卵の殻を破って出てこなければなりません。
それと同じようにイエス・キリストも
「死」の殻を破ってこの世に復活したという
意味が込められているのだそうです。
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イースターエッグの色や模様に意味があるの？
カラフルな色づけがされたり
美しい模様が描かれている
イースターエッグはなかなか魅力的なものです。
美術に興味のある人なら
インペリアル・イースターエッグなども
知っているかもしれませんね。
ロシアのロマノフ朝の皇帝が
作らせた宝石で装飾されて
「サプライズ」と呼ばれる
精巧な仕掛けがされた卵は見事な美術工芸品です。
もともとイースターエッグには
その色や模様に込められた「意味」のあるものです。
イースターの風習のひとつとして
赤く塗った卵を友人に贈るというものがあります。
「赤」には血を連想させる色という
イメージもあります。
そのため
「イエス・キリストの血によって世界が救われる」
ということを表しているという説があります。
イースターエッグでいろんな色の
イメージする意味をみてみましょう。
赤・・・幸福・希望・情熱・太陽
青・・・健康・空
白・・・清浄・誕生
美しい模様にも意味があります。
幾何学模様は最古のものとされています。
模様の意味はキリスト教の中でも
宗派や国・地域によっても違いがあるそうです。
一般的な意味としては
星・・・イエス・キリスト、魔よけ、厄除け
星の意味としてはこのほかに
太陽・星として生命、成長、富
としているものもあります。
生命の木・・・子孫繁栄
麦の穂・・・豊穣
蛇 ・・・ 厄除け
魚 ・・・ キリスト教のシンボル
カエル ・・・ 恵みの雨、女性のシンボル、若さ・美しさ
などがあります。
イースターエッグの楽しみ方！
イースターエッグといえば
子ども達の楽しみ方として
庭などに隠された卵を探す
「エッグハント」が有名です。
誰が一番たくさん見つけられるかを
競って遊びます。
最近は隠されるのは
チョコの卵が多くなっています。
チョコレートの卵の中に
小さいおもちゃの入った
「チョコエッグ」タイプのお菓子は
欧米でも子ども達の間で人気のものです。
この他にも
エッグロールという
ゲームがあります。
イースターエッグを
スプーンを使って転がして
ゴールを目指して競争します。
卵をお玉に乗せて
落さないようにして
競争するという方法もあります。
工作のようにゆで卵に食紅を使って
思い思いのデコレーションをしたりもします。
2016年の東京ディズニーランドでは
3月25日～6月15日まで
スペシャルイベントとして
｢ディズニー・イースター｣を
開催するそうです。
有料のイベントになりますが
ディズニーならではのエッグハントも楽しめます。
エッグハントは
宝探し感覚で楽しめますね。