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羊水混濁とは?原因は母胎感染?影響やリスクは?新生児敗血症とは?

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赤ちゃん

お腹の赤ちゃんの成長に大切な羊水が濁る(混濁)
どうして羊水が濁ってしまうのでしょうか。

羊水が濁ることで赤ちゃんへの影響は?
今回は、羊水が混濁するその原因や対策
赤ちゃんへの影響などについて調べました。

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目次

羊水混濁とは?原因は母胎感染?影響やリスクは?

羊水はご存知の通り外部からの攻撃や刺激から
胎児を守る大きなクッション。

その羊水の成分は「水分・電解質・アミノ酸・脂質・糖分」
さらに胎児を感染より守る抗菌物質・免疫物質、
炎症といった情報の伝達物質、
発育を促す物質などがふくまれています。

 

羊水は中期にもなると胎児の尿でほぼ満たされ、
妊娠初期は無色もしくは薄い黄色、
後期ともなると乳白色へと変化してゆきます。

ただ、「羊水混濁」ともなると羊水が
緑や茶色であり注意が伴います。

原因はお腹の中の胎児の便(胎便)
通常は生まれるまで排泄することがありませんが、
ストレスを感じたり予定日を超過した場合に
起こる場合があります

影響としては胎児の呼吸がしにくくなったり、
肺炎を引き起こす可能性があり、
さらに原因に母体が子宮内感染を起こしている
前兆であると言われています。

羊水混濁のレベルや度合い、+3とは?新生児感染症は?

羊水混濁には色のレベルがあり、
+、2+、3+、4+」と分類され、

±~+は煎茶程度の色で2+で緑茶ほど、
3+ともなると羊水に粘度が加わり色も増します。

感染しているリスクも高く、
感染症による胎児への影響として
新生児敗血症」があげられます。

血液検査によってCRP値(炎症反応)が高い場合に、
敗血症などによって激しく炎症を起こし示している事が
多いとされています。

しかし、新生児敗血症の多くは軽度で留まる事も多い様ですが、
羊水混濁と診断があり破水後18時間を経過しても
出産に至らなかった場合や、
母体感染症がある場合には早発性敗血症の発症リスクが高まります。

羊水混濁、エコーと帝王切開、感染の後遺症は?

通常、赤ちゃんが産道を通って生まれて来たとき、
通常は羊水を飲み込んで肺に空気が入ってから
産声を上げるという一連の中で、

”羊水を飲み込む”という部分で、
肺炎など感染症を引き起こす可能性があります。

 

胎児であった時には酸素不足で
生まれて来た時に青黒くチアノーゼ状態で生まれて来たり、
羊水の色に染まって生まれて来る事もある様です。

羊水混濁での出産後は、
生まれてすぐさまNICUで経過を見つつ、
抗生剤入りのミルクを飲んで経過観察など
処置が行われます。

感染を防止や胎児が酸素不足で危険であると
判断されたりした場合に帝王切開へ切り替わる事も。

エコーで胎便が見つかると白く映り込みますが、
実際は破水してからではないと解らない事が多い様子。

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