アロエというと、小さい頃火傷をした時に、
母が鉢植えのアロエを折って中のゼリーを塗ってくれたのを思い出します。
おそらく同じような経験をされた方も多いのではないでしょうか。
アロエは、火傷だけではなく実は色々な症状に対しての効果があるのです。
今回はそんなアロエの持つ効果・効能についてご紹介したいと思います。
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アロエの効果!火傷や傷の修復にも効く?
アロエには500種類ぐらいあると言われていますが、
その中でも様々な症状への効果が期待でき日本でよく知られているのが
「アロエベラ」と「キダチアロエ」です。
アロエの成分には解毒作用や抗菌作用があり、
火傷や切り傷を負っている部分から、
細菌が体内に進入するのを防いでくれます。
また、抗炎症効果や皮膚組織を回復する作用もあるため、火傷や傷の治りを早くしてくれると言われています。
使い方としては、アロエを熱湯消毒した後、
断面部から出たアロエの汁を。
消毒した火傷や傷の部分に塗ればOKです。
軽症であれば、この治療を何度か行うことで傷口の後を残さずに完治させることも出来ます。
ただし、中~重症の場合はきちんとお医者さんに診てもらったほうが良いでしょう。
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アロエの効果!肌の保湿やニキビ、アトピーにも効く?
アロエは美容や肌トラブルにも効果を発揮してくれます。
市販の化粧水や美容液にもアロエの成分を使っているものがあるように、アロエのエキスには優れた保湿効果があるのです。
塗布するだけでなく、食品として体内に摂取することでも肌の水分量が増え、美容効果があるとも言われています。
アロエには、抗酸化作用や解毒作用、過剰な皮脂の分泌を抑えてくれる働きがあるのでニキビ対策にも効果的です。
粘液質なので、乾燥によるニキビや肌荒れも改善してくれます。
また、かゆみの原因であるヒスタミンへの抵抗力があり、
肌を入れ替える働きを促してくれるため、
アトピーへの効果が期待できます。
アロエの効果!水虫、虫刺され、いぼにも効く?
アロエには、まだまだ色々な症状への効果が。
まずは水虫。水虫は白癬菌という菌に感染して発症する感染症ですが、アロエの成分が持つ抗菌・抗カビ作用がはこのような細菌を殺して繁殖を抑え、痛みやかゆみを軽減してくれます。
同様に、ウィルス性の感染症であるいぼにも効きます。
アロエの粘性の汁をいぼに貼っておくと、
角質化した皮膚が次第に柔らかくなり、
最後には古い角質を根っこから取り除くことが出来るのです。
また、虫に刺された時にも、アロエの汁を塗布することで虫さされによるかゆみを和らげ、炎症を抑えることができます。
アロエってすごい実力の持ち主!
アロエの鉢が一つおうちにあれば、
すぐに市販薬に頼ることなく応急処置ができますね。
ひとつだけ、アロエを過剰に摂取すると子宮内に充血を起こす可能性があるので、妊娠中の方や生理中の方は量に気をつけて
取り入れるようにしてくださいね。