クリスマスに欠かせない
クリスマスツリーですが、
本来はもみの木を使います。
なぜもみの木が使われるようになったのでしょか。
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クリスマスツリーの意味!なぜもみの木?トップスターはダビデの星?
クリスマスツリーにもみの木が使われる由来が、
いくつかあります。
オーディンの樫の木
ゲルマン人は
北欧神話の神であるオーディンを崇め、
オーディンの聖木とされる樫の木に、
人間を生贄として捧げていました。
そんな悪習を止める為、
キリスト教の伝道者が
この樫の木を切り倒しました。
すると、
倒れた木の間にもみの木が生えてきました。
やがて一年中緑の葉を茂らせるこの木を
生命の象徴として崇めるようになりました。
そして、
クリスマスには強い生命力と永遠の意味を持つ、
もみの木を飾るようになったといわれます。
エデンの園
舞台劇「アダムとイブの知識の木」で、
冬には葉の無くなるリンゴの木の代わりに、
常緑樹のモミの木を使い、
知識の木の実であるリンゴを飾りました。
このことから、
クリスマスにリンゴの飾りをつけた
もみの木を飾るようになったといわれます。
小人
もみの木には小人が住んでいて、
幸せを運んでくれるという
言い伝えがありました。
小人が出ていってしまわないよう、
もみの木を花や食べ物で飾り、
祭りをする風習があったそうです。
これが後の
クリスマスツリーになったといわれます。
クリスマスツリーの先端は、
トップスターと呼ばれる星が飾られます。
同じような星には
ダビデの星があります。
古代ヘブライ人は、
6つの点で描かれた星を
ダビデの星として、
信仰上のシンボルに用いてきました。
トップスターは、
5つの点で描かれる星で、
キリスト誕生の際に
ベツレヘム上空にあらわれた星を
意味するものです。
東方にいる賢者たちを、
キリストが生まれたベツレヘムに導いた星で、
キリストの誕生を知らせた星なのです。
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クリスマスツリーのオーナメントの意味!ベル・ひいらぎ・杖は?
クリスマスツリーには、
様々なオーナメントがありますが、
それぞれに意味があります。
ベル
ベルは、
救世主であるキリストの誕生を知らせます。
ひいらぎ
葉の棘の部分は
キリストの受難のシンボルであるいばらの冠、
実の赤色はキリストが流した血、
葉の緑色は永遠の生命をあらわしているそうです。
杖
キリスト教ではよく
人を羊に、神様(イエス・キリスト)は善き羊飼いに例えられます。
羊飼いが羊を導くために使う杖が
キャンディーケーンです。
もとはキリストの清らかな心をあらわす白でした。
その後、赤と白のストライプとなり、
赤は十字架で流した血を表したそうです。
クリスマスツリーの意味!りんごのような玉、ジンジャークッキー、キャンドル・靴下は?
りんごのような玉
エデンの園の知識の木の実(善悪を知る木の実)をあらわしたもの。
ジンジャークッキー
ヘンリー8世が、
当時流行したペストの対策に
生姜に予防効果があるとして、
生姜入りのパンを広めました。
国王に似た人の形になったことに
由来するといわれています。
ジンジャークッキーの由来は?なぜクリスマスツリーに飾る?レシピは?
キャンドル
ツリーの隙間から見える
星を表しています。
キャンドルの代わりに
イルミネーションなどの
電飾が使われます。
また、キリスト教では、
蝋燭は、暗い世界をともす明かり
=神であるイエス・キリストの降臨を現すそうです
靴下
サンタクロースのモデルとされている
セント・ニコラスが、
貧しい家の煙突に金貨を投げ入れました。
金貨は、
干してあった靴下のなかに偶然入りました。
それから、
サンタクロースは
靴下にプレゼントを入れてくれると
いわれるようになりました。
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