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立冬の候はいつ頃使う時候の挨拶?二十四節気では?例文を紹介

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紅葉

それぞれの季節を表現する時候の挨拶ですが、
実際に生活をする上での暦とは季節にずれがあるようです。

多くの時候の挨拶のなかで、
立冬の候」とは、
どの時期に使われている時候の挨拶なのでしょうか。

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目次

立冬の候の時期はいつからいつまで?

「立冬の候」の時候の挨拶が使われる時期が、
いつから、いつまでかといいますと
11月8日頃~11月22日頃となります。

11月の上旬・下旬の時候の挨拶・季節の挨拶は?ビジネスや招待状では?

二十四節気では、
立冬(11月8日頃)は
小雪(11月23日頃)の前日までの期間となります。

他にも、
二十四節気では
「立春」「立夏」「立秋」などがありますが
「立」はそれぞれの季節の始まりを
意味することとなるのです。

立冬の頃は、
小春日和といわれる、
まるで春のようなうららかで過ごしやすい時もあれば、
木枯らしが吹き、
寒さで体が縮んでしまうような時もあります。

一年の季節のなかでも、
寒暖の差が激しい時期ではないでしょうか。

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立冬の候の意味や読み方は?

「立冬の候」の読み方は
(りっとうのそうろう)となります。

立冬とは、
これから冬にむかって寒くなる時期を指しています。
つまり、
冬のはじまりを意味しているのです。

立冬の候を使った拝啓から始まる例文は?

手紙やメールで文章を書く際に、
頭語の次にくるのが時候の挨拶となります。

文章を書く際は、
まず前文から始まる構成となります。

「前文」頭語、時候の挨拶、安否など相手への気遣い
「主文」用件
「末文」用件のまとめ、相手の気遣いの言葉、結語
「後付」日付、署名

文書に時候の挨拶をとり入れることで、
季節感のあふれるものとなりますので
とり入れてみてはいかがでしょうか。

時候の挨拶は、
相手や場面に応じて、
漢語調で端的に表現したり、
口語調でわかりやすく表現します。

「立冬の候」の例文です。

拝啓、などの頭語に続けて「前文」を書き出します。

「前文」
 立冬の候、
 皆様におかれましては
 益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
「末文」
 向寒の折、
 皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

「前文」
 立冬の候、
 木枯らしの吹く季節となってまいりましたが
 お変わりございませんか。
「末文」
 季節柄、ご自愛専一にてお過ごしください。

「前文」
 立冬の候、
 日増しに寒さ深まる季節となってまいりましたが
 お元気でお過ごしでしょうか。
「末文」
 夜寒の折、
 体調など崩されませんようお健やかにお過ごしください。

立冬の頃は、
日ごとに秋の気配が濃くなり、
寒さが増していく時期です。

これから冬を迎えるにあたり、
風邪などひかないよう相手の体調を気遣った
文章を添えてまとめます。

文章の最後には結語となる、
敬具などで結びます。

書き手が女性の場合、
ビジネス文章以外でしたら、
かしこと結ぶこともできます。

少しやわらかな感じになるのではないでしょうか。

時候の挨拶とともに、
相手への気遣いの言葉を添えることで
手紙の印象は格段に良くなってくるのではないでしょうか。

冬の始りに「立冬の候」を使った手紙やメールを
送られてみてはいかがでしょうか。

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