クールビズが提唱されて10年ほど経ちました。
最初は恐る恐るといった感じもありましたが、
だんだん当たり前になりつつありますね。
東日本大震災を受け、節電がより推進され、
一般的にはクールビズキャンペーンは
5月から9月末まで行われます。
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クールビズファッション、男性が気をつけることは?
クールビズとは
「室温28℃でも快適に過ごせるライフスタイル」のことです。
男性のクールビズの基本スタイルは、
ノージャケット、ノーネクタイです。
このとき、一番に目がいくのがシャツです。
ネクタイなしでシャツを着るとだらしない印象になったり、
手を抜いたような印象を与えることがあります。
そうならないように気をつけることは、
襟が立ちやすいものを選ぶことです。
ボタンダウンやスナップダウンのシャツがいいでしょう。
シャツの中に着る下着にも気を配る必要があります。
襟元から見えないVネックやUネックの
吸汗性の良いものを選ぶのがお奨めです。
ランニングシャツは一見涼しげですが、
汗をかきやすい脇の部分が空いているため
シャツに汗が染みやすいので注意が必要です。
女性からの受けもあまりよくないので避けるのがベターです。
下着で言えば、スラックスの下に
ステテコを履くのもお奨めです。
最近は涼しく過ごせる機能性肌着も多く出ています。
靴下も同様で、
涼感もあるショートソックスを選ぶといいでしょう。
また、スーパークールビズという分類もあります。
上記のクールビズを基本的スタイルとして、
ポロシャツやチノパン、スニーカー、
地域によっては、アロハシャツなども認められます。
これらは環境省が提唱しているものなので、
あとは自社の規定に合わせて着用しましょう。
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男性のクールビズ、営業や就活の時のマナーはどうする?
自分の会社内では、自社のクールビズ規定に従えばいいのですが、
営業など外回りなどお客様のところに行くとなると、
どんな格好をしたら良いか
悩んでしまう人も多いかもしれません。
そんな場合は、
単純にお客様及び訪問先の
「クールビズ規定」に倣えば問題ありません。
とはいえ、初めて伺う場合などは
ノータイで行くのは不安に思うこともあるでしょう。
「クールビズ実施中です。
お客様もクールビズでいらしてください。」
と明言している会社以外は、
フォーマルに、スーツにネクタイで訪れるのが
間違いありません。
営業の場合、お客様に失礼のないように
特にネクタイは外さない人も多いようです。
訪問先に行ったら、
クールビズを推奨しているようだったら、
ネクタイを外せば良いだけです。
営業だからと頑なにネクタイを外さないというのも
逆にイメージが悪くなる場合もあります。
臨機応変に対応したいですね。
夏の就活の場面においては、
会社から
「スーツでなくても結構です。
クールビズを推奨しています。」
と言われることも多くなります
しかし、選考やセミナーの時クールビズを
実行している学生はあまりいません。
服装が評価につながることは
ほとんどないと言われていても、
少しでも懸念材料は減らしたいのが
就活生の心情です。
「クールビズでお越しください。」と企業から
言われている場合、
ノージャケット、ノーネクタイで
ボタンをひとつ開けるくらいが無難です。
心配な人は、鞄にネクタイを忍ばせておきましょう。
男性のクールビズファッション、それマナー違反かも!?
ノーネクタイ、ノージャケットが
クールビズファッションの基本というイメージです。
ただ、これだけだとだらしなく見えかねません。
少しでも涼しく、というのがクールビズであって、
着崩してよい、ということではないのです。
ビジネスの場にふさわしくない、
というのがマナー違反と言えます。
だらしなく見えないようにするポイントを挙げていきましょう。
まず、シャツはヨレヨレでないこと、
そしてシャツの裾はズボンの中に入れることです。
シャツの下には半袖のアンダーシャツを着ることです。
シャツが汗で体に張り付いたりしては、みっともありません。
ジャケットを脱ぐことで、
ズボンの形にも目が行くようになります。
ですから、ポケットに物を詰め込むと
形が崩れるので、NGです。
また、普段はあまり目につかない
ベルトも目立つようになります。
使い古したものはもちろん、
バックルがブランドのロゴに
なっているようなものも、
あまり印象がよくありません。
普段あまり気にしないところかもしれませんが、注意が必要です。