古くから夏の暑い季節に愛でられてきた朝顔ですが、
午前の涼しい時間帯に綺麗な花が開いているせいか、
見ているだけで涼しげな気分になれませんか。
そんな朝顔の育て方について、
みてみたいと思います。
初心者の朝顔の簡単な育て方は?
種をまいて育てるのが一般的かと思いますが、
初心者なのでちゃんと育てる自信がないと考える場合、
植木鉢で育てられた朝顔を
購入してみてはいかがでしょう。
支柱もセットされているものなら
植え方に悩む必要もなく、
自宅でそのまま育てることができます。
日に当てることと土が乾いたらたっぷり水をあげることで
初心者でも簡単に育てることができるかと思います。
液肥を週に一回与え、
真夏は涼しい朝夕に水やりを二回行うことも
忘れないようにしてください。
これだけのことで、
朝になると綺麗な朝顔が咲いてくれています。
朝顔の育て方、種まきの時期は?支柱、間引きの時期は?
アサガオの種まきの時期は5月中下旬です。
つる性の植物ですから支柱を用意しておきます。
朝顔の種は硬い種皮なので、
一晩水につけて給水させて膨らませておきます。
植え方は、
プランターなどに種をまき1cmほど土をかぶせ水やりをします。
水はたっぷりと与えてあげて下さい。
芽が出てきたら10cm間隔で間引きします。
少しかわいそうな気もしますが、
込み合ってしまうとうまく育たなくなってしまいます。
成長して本葉の数が8枚程度になったら
摘心を行います。
茎から葉が伸びた付け根に小さな脇芽がでています。
この脇芽のすぐ上をハサミで切り落とします。
大きく育てたいときはこの摘心を繰り返します。
先端が切り落とされることで、
脇芽から新たなツルが伸びだします。
ツルが伸びてきたら、
元気のないものは根元から切り落とします。
気温の上昇とともにツルはどんどん伸びていきますので
用意した支柱にツルを絡ませます。
アサガオのツルは下から見て左巻きです。
朝顔の育て方!プランターを使ってグリーンカーテンを作る注意点は?
緑のカーテンは、
つる性植物で窓を覆うようにして遮光します。
木で日差しを塞ぐものはグリーンカーテンと呼ぶようです。
プランターを使って朝顔の緑のカーテンを作る場合は、
なるべく大きなプランターがおすすめです。
朝顔が大きく育つという利点と、
水やりの回数を減らせる効果もあります。
夏場になると、
水の蒸散が多くなりプランターの土がすぐ乾いてしまうため、
頻繁に水やりをする必要がありますが、
大きなプランターなら多くの水が吸収されるので、
様子をみて水やりの回数を減らすことができます。
とはいえ、真夏は朝夕の2回は必要となります。
カーテンを作る際は
園芸用ネットを風で飛ばされないようしっかりと固定して、
ツルを誘引します。
ツルは上へ上へと伸びる習性がありますので、
横方向に誘引したいときは、
伸びたツルを一度ほどいてから、
ネットに誘引し直すようにします。
朝顔で緑のカーテンを作る場合、
摘心は必要ないという意見もありますが
摘心を行うことで脇芽を増やすことができます。
脇芽が多いほうが大きく育ち、
ボリュームある緑のカーテンに仕上がるのではないでしょうか。