毎年5月の第二日曜日は母の日
大切なお母さんに日頃の感謝を伝える日です。
カーネーションをプレゼントするのが母の日の定番行事ですが、
なぜカーネーションなのでしょうか?
またカーネーションの花の色は、
近年とてもバラエティーに富んでいます。
どれが貴方や貴方のお母さんにぴったりなイメージか。
どんな色が感謝の心も伝えやすいのか。
ここでは、花色によって違う花言葉も併せて、
みていきましょう。
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カーネーションの花言葉の意味は?
たくさんの品種のあるカーネーション。
色もピンク、オレンジ、赤、白、黄色、緑、紫。
また2色のグラデーションなど
複数の色を楽しめるものもあります。
大手飲料メーカーが開発した
青いカーネーションなんてものもあります。
こういった色によって異なる花言葉を
持っているカーネーション。
しかし先ずは、カーネーション
全般に共通する花言葉からみていきましょう。
愛
「女性の愛」
「感覚」
「感動」
「純粋な愛情」
これは確かに、母の日のプレゼントとして
イメージの合う花言葉ですね。
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カーネーションの花言葉の由来は?
では、カーネーションの花言葉の由来も
見ていきましょう。
こんな昔話があります。
イタリアのロンセッコ家の娘マルガリータは、
結婚したばかりの夫と
別れなければなりませんでした。
戦争のためでした。
夫は、マルガリータが胸につけていた
白いカーネーションの花を自分の胸につけて、
出陣していきました。
戦死した夫の胸には血に染まって赤くなった
カーネーションの花があり、
妻への強い愛情を表していました。
マルガリータの「愛」の逸話から
うまれた花言葉。
カーネーションの花言葉の由来は、
諸説あるようですが、こちらはその一つです。
カーネーションの種類や時期は?
そもそもカーネーションはは
地中海沿岸原産の多年草です。
日本へは江戸時代に渡来し、
長い歴史の中で品種交配が盛んにおこなわれ、
多様な品種群が作出されました。
花の種類も非常に多く、
園芸品種は3万を超えるほど膨大です。
タイプ別にすると
「スタンダード カーネーション」、
「スプレー カーネーション」、
「ポット カーネーション」に大別されます。
スタンダードカーネーションは1茎に1花がつくタイプ。
スプレーカーネーションは茎が強くて花もちがよく、
枝分かれした茎先に花がつき、
多くは中輪~小輪の房咲きタイプです。
ポットカーネーションは鉢植え用の背丈の低い品種で、草丈は20~30cmです。
長く花が楽しめる鉢植えタイプも近年人気があるようです。
母の日に一番の需要がある花ですが、
切り花ですと出回る時期は主に2回に分かれます。
4月 ~ 7月と9月 ~ 11月。
また春に咲く「一季咲き性」品種と、
生育条件が整えばいつでも咲き、
「四季咲き性」品種という区分もあります。
この花の時期や様々な色合いから、
母の日以外にも
年間を通して十分需要がある花です。
青や緑の花はインテリア性の高い
ディスプレイに使うこともできますし、
男性へのプレゼントとしても需要が広がっているようです。
母の日の由来は?赤いカーネーションの由来!世界各国の母の日を紹介
という記事も書いています。