五月五日は「こどもの日」、
別名で端午の節句ともいいます。
端午の節句とは
もともと五節句の中のひとつでした。
節句とは
日本の暦のひとつです。
季節の「節目」となるときで、
伝統的な年中行事を行う日でもありました。
端午の「端」には
「始め」という意味があり、
五月最初の午(うま)の日を指しています。
この「午」という文字は
「ご」とも読むことから
奈良時代以降に五月五日が
端午の節句として定着したそうです。
女の子のための
お雛様は可愛いイラストがあったり
お人形イコール女の子のもの、
というイメージもあるからでしょうか。
割合に飾り付け方を実際に見るチャンスが
多くあると思います。
ところが五月人形となると
飾ってあげようとする
お母さん自身も知らないことが多いですよね。
「飾ってもらった」という
男性は多いでしょうが、
飾り方を覚えている人は
少ないと思います。
となるとお父さんもアテにはなりません。
さあ飾ろうというときになって
困る人は多いでしょう。
五月人形を飾る・片付ける時期は
五月人形を飾る時期は
はっきりと決まったものはありません。
もちろん地域の風習で
「いつから」ということが
おおよそある場合もあるでしょう。
そういう場合はそれにあわせれば
いいです。
ちなみに、
五月人形は誰が買うの?
という記事も書いています。
もともと五月人形を飾る時期、として
はっきりと決まった日が
あるわけではないのです。
「先手必勝」という縁起を担いで
早くに飾る、という考え方もあります。
一般的に
春分の日を過ぎた頃から
4月中ごろを目処として
飾る家庭が多いようです。
準備する日を「大安」にするかどうか
悩む人もいるそうです。
でもそれも決まっているわけでは
ありません。
「大安」にこだわらなくとも
構わないとのことです。
また
片付ける時期ですが、
これも決まっていないものです。
5月5日を過ぎたら
いつでも構わないことです。
地域によっては一年中飾っているところも
あるくらいです。
それでも飾っていると掃除も大変です。
場所もとってしまいます。
片付けるのが
遅くなったら縁起が悪いなどと
いうことはありませんが、
遅くとも5月中ごろには
片付けるようにしたいですね。
これも
「大安」などの日に
こだわることはありません。
五月人形を飾る方角・場所などについて
五月人形には子供を守る
お守り、という意味があります。
東向きか南向きに飾るとよい、
とされていることもありますが、
住宅事情などもありますので、
決まった向きというものはありません。
こちら向きに飾ったら縁起が悪いとか
いうこともないものです。
飾る場所については
お飾り自体の大きさも考えましょう。
もちろん場所についても
縁起の悪い場所というものはありません。
まずは
人の行き来が頻繁で
うっかり引っ掛けやすいところ・
ペットがいていたずらしてしまいそうなところ
は避けたほうがいいでしょう。
また
直射日光当たることはお人形や
付属の部品などが
痛んだり・色あせしたりする
原因になりますから、
そういう場所も避けましょう。
お子さん本人が
興味を持って兜や刀・弓など
触りたがるかもしれません。
自由に触れさせることについては
それぞれの家庭の考え方だと思います。
自分のお守りだから
触れてもいい、という場合と
大切なものだからおもちゃにしてはいけない
どちらも正しいでしょう。
ただ本人が
あまりに幼い場合は
怪我をしても困りますから、
手が届かないようなところにするなども
考えてください。
キッチンに近い場所などは
油汚れや水がかかったり、
ということのないようにも
注意したいですね。
五月人形の飾り方
飾り方には
「平飾り」「三段飾り」などの
種類があります。
また最近は
マンションなどでも
場所をとらずに飾れる
ケースに入ったお飾りも販売されています。
平飾りは
中央に兜あるいは鎧を飾ります。
左側に弓・右側に太刀を配置します。
後ろに屏風をおきます。
付属品として
オルゴールや写真立てがある場合は
一番手前に置くといいでしょう。
三段飾りの場合は
上記を飾った一番下に
陣太鼓や扇、柏餅などを
かざります。
毛氈(もうせん)は
お雛様の場合と違って
使わないことも多いようですが、
付属でついている場合は使うときれいですね。
一度きちんと
飾ったら写真を撮ったりして
次からに備えるといいでしょう。
以下のホームページは
お人形の専門店のものです。
飾り付け方を
写真つきで説明してくれてあります。
とてもわかりやすいので
ご紹介します。