毎日入るお風呂。
一日の汚れを落とす場所だからこそ、
きれいに掃除したいものです。
でも、綺麗に掃除しているつもりでも、
よく見たら、
タイルの目地やゴムパッキンに黒カビが!
お風呂の黒カビの原因は?
そして、黒カビの予防や
掃除はどうすればいいのでしょうか?
今回は、お風呂の黒カビに
スポットを当ててみたと思います。
お風呂の黒カビの原因って?
お風呂の黒カビって、掃除がとても大変ですよね。
綺麗に掃除しているはずなのに、
なぜ黒カビは発生してしまうのでしょうか?
カビの胞子はどこからともなくやって来ます。
そして、黒カビが発生するためには、
栄養源になるものが必要です。
以前は、その栄養源が
『石鹸かす』だと言われていました。
ですが、最近の研究で、
カビの栄養源が『石鹸かす』ではなく、
入浴時に体から洗い流された
『皮脂や垢』が
風呂の黒かびの原因であることが分かったのです。
そして、黒カビは、
『栄養源』、『酸素』、『湿度』、『温度』の
4つの条件が揃えば、大量発生してしまうのです。
入浴後、浴室は4つの条件が揃う格好の場所となります。
『栄養源』は、室内の湯気に乗って天井へ付着します。
そして天井で『酸素』、『湿度』、『温度』の
条件を得た黒カビの胞子が次から次へと
降ってきて、黒カビだらけになってしまうのです。
お風呂の黒カビの予防方法はどうしたらいいの?
黒カビの原因が4つの条件にあることが分かったのですが、
黒カビの予防するためには、
4つのうち3つの条件を取り除くとよいそうです。
その予防法とは・・・
入浴後、すぐに換気をする
換気をすることで、
浴室内の湿度を取り除き、
室温を下げることができます。
ちなみに、
カビが好む温度は20~30度だそうです。
壁や天井に付着した汚れを取り除く
入浴後は隅々まで水で洗い流すといいそうです。
また、入浴前にシャワーで
壁や床に水をかけておくと、
体を洗う時に飛び散る皮脂や垢などが
付着しにくくなります。
浴室の壁や浴槽などの水分を拭き取る
換気がうまくいかないときは、
タオルなどで水分を拭き取ってください。
お風呂の黒カビの掃除方法ってどうすればいいの?
予防をしても、
どうしても黒カビができることがあります。
そんな時の掃除方法を紹介します。
酢と水でスプレーをする
酢と水を1:4の割合で
混ぜたスプレーを作ります。
黒カビにスプレーを吹きかけ、
歯ブラシでこすります。
重層を使う
スプレーで落ちない場合は、
スプレーをした上に重層をかけます。
3~4時間放置してから
歯ブラシでこすってください。
粉末酸素系漂白剤+洗濯用石鹸のペーストを使う
重層を使っても落ちない場合は、
粉末酸素系漂白剤と洗濯用石鹸を1:1で
混ぜたペーストを、スプレーをした上に塗り、
放置しておきます。
そのあと歯ブラシでこすってください。
お風呂の頑固な黒カビ。
この黒カビに有効な予防方法や掃除方法を使って、
いつでもきれいな浴室にしておきたいものですね。