アヤメ・カキツバタ・アイリスの違いは?アヤメの花言葉や由来は?

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あやめ・菖蒲・アイリス

アヤメ・アイリス・カキツバタ
いずれもよく似た植物ですね。

いずれもアヤメ科アヤメ属
同じ系統の植物ですが種類は違います。

アイリス(iris)は
アヤメ・カキツバタを含む
アヤメ科の花をさします。

ちなみにカキツバタにも
ちゃんと英名があります。
Rabbit-ear iris
というそうです。

ただ切花などの場合は
アヤメとアイリスは
違うものです。

アイリスといわれているものは
ダッチ・アイリス
ジャーマン・アイリス
といわれるものです。

「いずれがあやめかきつばた」
という言い回しが
あるようにどれもよく似ているけれど
それぞれに美しく
お気に入りを選ぶにも
迷ってしまいそうですね。

5月5日の節句に菖蒲湯に入る人も
多いでしょう。

この時に使われる菖蒲も
アヤメの仲間です。
でも花の美しい
他の仲間達と違い
花は根元近くにつきますが、
ほとんど目立ちません。

その代わりに
葉に独特の芳香があります。

アヤメをパソコンなどで
打ち込むと「菖蒲」という
文字が変換候補で示されます。
「文目」もアヤメ科の多年草を
示す言葉ですが、
読み方を知っている人は
少ないかもしれません。

知っているとちょっと面白い
言葉ですね。

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アヤメの花言葉について

全般の花言葉としては
「よい便り」
「メッセージ」
「希望」
「信じるものの幸福」
というものがあります。

海外のサイトでは
「信頼」
「友情」
「知恵・賢さ」
というものもあります。

他の花と同じように
この花にも種類によって
表現する花言葉の違いがあります。

ジャーマンアイリスは
「燃える思い」
「情熱」

ダッチアイリスは
「天の使者」

カキツバタ
「幸せは必ず来る」

花ショウブ
「嬉しい知らせ」
「優しい心」
「優雅」

バラや
チューリップなどのように
花の色によって
意味する花言葉が
違うということは
ありません。

でもよく似た花なのに
種類によって違うので
この花を使って
メッセージを送るなら
種類に注意しましょう。

花の時期もどの種類も
5月から6月
近いです。

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あやめの花言葉の由来

美しい花ですから
やっぱり神話にも
登場します。

アイリス(アヤメ)とは
ギリシャ神話では
太陽神であるゼウスの
妻であるヘラに
使える侍女でした。

ヘラがとても可愛がっていた
侍女であるアイリスは
美しくて可憐、ゼウスにも
愛されるようになります。

度重なるゼウスの求愛に
悩んだアイリスは
主であるヘラに
「遠くへ行かせてください」
とお願いします。

ヘラはその願いを聞き入れ、
神々の使者としての
役割を与えます。

そして
七色に輝く首飾りを与え
大空を渡る力を与えるための
神の酒を3滴
アイリスの頭に
振り掛けます。

このときに
地上に落ちた
酒の滴から
アイリスの花が
生まれたのです。

主の夫からの
恋愛感情という
自分には
一切責任のないことで
職場を変わるなんて
気の毒です。

でも賢明にも
すぐに相談したおかげで
命を落としたりすることなく
切り抜けられたのですね。

案外海外での花言葉
「知恵・賢さ」は
このあたりから
来ているのかなと
想像してしまいました。

花言葉を使ってメッセージを送る

「アヤメ」としても
「アイリス」としても
暗い意味の花言葉が
無いので誰かに
贈ったりするには
ある意味
安心して使える花だと思います。

 

せっかく贈るなら
それぞれの種類の
花言葉に注目して
贈るのもいいでしょう。

 

百貨店や文具専門店などには
アヤメをモチーフにした
素敵なレターセットがあります。

和雑貨の
モチーフとしても
使われていることも
多いので海外の友人に
メールではなく
手紙でメッセージを送るのも
素敵です。

使いたい
花言葉を添えて
ぜひ送ってください。

和風の
アヤメのパターンは
海外でも
美しい日本のイメージがあって
とても喜ばれます。

文具だけでなく
風呂敷や小物などにも
よく使われるパターンです。
探してみるとプレゼントにも
いいものがありますよ。

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