新成人へのお祝いを贈る場合、
「プレゼントは何がいいかわからないから、自分で好きなものを買うのに使ってほしい」
ということで、現金を贈ることもあるでしょう。
成人のお祝いのお金を渡すタイミングは
成人の満20歳となる誕生日に渡すのがいいタイミングです。
成人式の当日までに、遅くとも1週間くらい前までには贈るといいでしょう。
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おおまかには成人のお祝いに包む金額の相場は
両親や祖父母からが1万円~5万円・
叔父叔母などの親戚は1万円から3万円・
友人知人や近所の人など血縁者でない場合は5千円から1万円だそうです。
お祝い金を包む場合の熨斗袋はお祝い事用のものを準備します。
水引は紅白の蝶結び・表書きには
「祝御成人」「御成人御祝」などと書きます。
墨の色は濃いものにしなければなりません。
筆ペンを使っても構いませんが、
薄墨は弔事に使うものでお祝いには使えませんから買うときに注意しましょう。
デパートや大きな文具店では表書きを書いてくれるサービスがあるところもあります。
有料ですが、きれいに書いてもらえるので利用するといいでしょう。
新成人の両親・祖父母の場合の成人式のお祝いの相場は?
自分が新成人の両親や祖父母にあたる場合、
お祝い金額の相場は1万円~5万円になります。
これもお祝いの式典やパーティーに出席するための
衣装を贈る場合は、必ずしもこの金額ではありません。
自分が新成人の親で振袖やスーツなどの衣装の負担をした場合、
お祝い金を包む場合は1万円~3万円になります。
衣装をレンタルでなく、購入した場合は
両親からの「お祝い金」は無いということもあります。
自分が祖父母の場合も両親の場合と同じように
衣装の負担をした場合は1万円~3万円になります。
ただ、祖父母の場合は衣装などの負担をしても
お祝い金は1万円ほどを包む場合が多いようです。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの場合は
衣装の準備・写真館での記念撮影など一番お金のかかる部分を
お祝いとして負担することも多いでしょう。
ですからお祝い金は必ずしも相場どおりでないこともあるわけです。
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兄弟・姉妹への成人式のお祝いの相場は?
自分が新成人の兄弟や姉妹の場合、
お祝い金の相場は親戚の場合と同じくらいになります。
相場は1万円から3万円になりますが、
年齢が離れている兄弟姉妹(自分が年長者に当たる場合)なら
相場の金額を目安に決めましょう。
年齢の近い場合は必ずしもこの限りではありません。
そのときに自分が出せる金額の範囲で構いません。
相手の好みを良く知っている場合も多いでしょうから、
プレゼントを添えたり・
お金ではなくプレゼントのみにするというパターンでも
いいと思います。
基本的にお祝いの金額は両親や
他の兄弟姉妹と相談して決めたほうがいいでしょう。
まわりとの釣りあいをとっておくほうが後から揉めなくてすむこともあります。
同居している兄弟・姉妹に対するお祝いでも
現金を用意する場合は熨斗袋を用意して渡すようにしましょう。
普通のお小遣いを上げるわけではないので、
きちんとした形式をとるほうがお祝いの気持ちが伝わりやすいものです。
叔父・叔母やいとこから成人式のお祝いの相場は?
自分が叔父・叔母などの親戚の場合は
相場は1万円~3万円の相場になります。
この場合もその他に成人式に着る着物やスーツに合わせる
小物などを贈る場合は相場どうりということはありません。
この場合、事前に振袖やスーツの色や
本人の希望をきちんと把握しておくことを忘れないでください。
他の親戚と相談して金額を合わせる・
釣りあいをとるということも必要になるでしょう。
自分が新成人の従兄弟に当たる場合、
基本的にお祝いはしないものです。
それでも特に仲がよかったりして
お祝いをしたいという場合は
5000円プラス何かプレゼント(合計1万円前後)か
現金のみなら1万円前後を包むのが多いようです。
本当の兄弟姉妹のような関係だったりする場合は
兄弟姉妹の相場と同じように1万~3万円を包むといいでしょう。