七五三をお祝いする時の相場とは?
日本にはお祝いの風習があります。
例えば七五三は、子供にとって重要なお祝いですね。
しかし、最近はこういったものをしっかりとお祝いする家も少なくなりました。
少なくなると、昔は皆が当然のように知っていたことも薄れていくものです。
例えば相場はどのくらいなのか、どれほどでお金を抑えたらいいのか。
七五三でのマナーはどんなものがあるか、時期はどれくらいにやるのか等。
なるべくお金はかけないようにしたいけれど、世間的にはどれくらいが適切か等、今では廃れつつある大切な風習についてご紹介していきたいと思います。
これを読んだ後に、皆さまのお役に立てる情報を提供していけたらと思っておりますので、是非最後までご覧になって下さい。
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七五三のお祝いを甥・姪に贈る時の相場はどれくらいなのか?
自分はまだまだ若いと思っていても、いつしか甥・姪が出来ていたなんてことはあると思います。
それも、まだ20代前半でできてしまう人もいますね。
そういう時、まだ自分は若いからと言って、甥・姪へのプレゼントをけちったりしてはいけません。
金額として、世の中の相場はどれくらいのものかを知っておく事は、後々重要になるものです。
もしもあなたが甥や姪の親戚としての立場であるのならば、七五三のお祝いの相場は5000~10000円くらいになります。
ちょっと見知った友人くらいであれば3000~5000円なのですが、間違っても友人レベルと同じ金額にならないようにしましょう。
こういうものは敏感な人が多いものです。
なるべくこの相場内で納めておくことが争いごとを増やしません。
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七五三のお祝いを孫に贈る時の相場とは?
お孫さんがいらっしゃる方にとっては、七五三は外す事のできない行事です。
親御さんも、欲しいものがあったらおじいちゃんおばあちゃんに言いなさいなんて、言っているところもありますからね。
自分が祖父母の位置に当たるという方は、七五三のお祝いの相場は10000円以上からになります。
しかし、祖父母の場合は孫に会う事が容易にできるという事も考えられますので、お金だけではなくてお食事も良いと思います。
あるいは、何かプレゼントの品を送ってみても、お孫さんの記憶には残り易いものでしょう。
一万円程をプレゼントした後に、それとは別にお食事に行くというのは、時間が経ってもそれ程忘れられる事はありません。
又、品物になるとより忘れられる事なく記憶に残るでしょう。
七五三のお祝いのマナーと時期、のしについて
そもそも七五三のお祝いはどれ程の時期に祝うのが適切なのか?
正解はできれば11月1日から15日までの間で、仕事などの都合により予定が合わない場合には10月中旬以降にする場合もあるようです。
甥や姪、孫ではない子へプレゼントをしたいという人は、時期がずれてのプレゼントでも問題はありません。
又、マナーとしてのしの書き方をご存じない方が多いのですが、神社への謝礼ののしは御初穂料と書き、その後にお子さんのお名前を書く事が一般的です。
御初穂料以外にも、玉串料と書くのも良いでしょう。
子供本人に渡す場合には、七五三おめでとうなどの祝儀袋を用意するのがよいでしょう。
3歳の男女に贈る場合は、賀御髪置(おんかみおきをがす)
5歳の男の子に贈る場合は、袴着祝(はかまぎいわい)
7歳の女の子に贈る場合は、賀御帯解(おんおびときをがす)
という祝儀袋の熨斗の書き方があるので参考にして下さい。
友人の立場から、何か品物をプレゼントしたいとお考えの方は、教育費としてお金を渡す事も良いかもしれませんが、何よりも子供の健やかな健康を祈ってお祝いをするので、お金でなくてもマナー違反にはなりません。
お子さんが喜ぶ事、少し背伸びをして役に立つ物などをプレゼントしても良いでしょう。
七五三のお参りの時期は?という記事も書いていますので参考にどうぞ。