秋田県の角館のお祭りの日程やスケジュール!駐車場や交通規制は?

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角館のお祭り

秋田県仙北市の「角館のお祭り」は、
角館地域の鎮守である神明社と薬師堂のお祭りです
角館祭りのやま行事」として、
国指定重要無形民俗文化財にもなっています。

神明社と薬師堂への参拝すると同時に佐竹北家への上覧のために、
若者が各丁内の曳山を引き町内を練り歩きます。
曳山同士が出会ったとき、先行権の交渉が決裂すると、
曳山同士をぶつけあいます。
これが「やまぶっつけ」もしくは
曳山ぶつけ」などと呼ばれます。
武者人形や歌舞伎人形が乗った曳山の
「やまぶっつけ」の勇壮さと、
飾山(おやま)ばやしと
秋田おばこたちの手踊りの華やかさが特徴のお祭りです。

角館の人間はこのお祭りのために1年を過ごしている」と、
言われるほど地元では大事にされています。

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角館のお祭りの日程・スケジュール

角館のお祭りは、毎年9月7日~9日の日程で行われます
7日に神明社の宵祭り、
8日に神明社の本祭りと薬師堂の宵祭り、
そして9日に薬師堂の本祭りが行われます。

角館お祭りの特徴である、
曳山が7日午後4時から神明社へ参拝に行き、
8日午前10時から曳山武家屋敷通りを通って
佐竹北家への上覧に向かいます。

佐竹北家上覧時にはおやま囃子コンクールが行われます。
8、9日には曳山は薬師堂に向かいます。

角館のお祭りの激しく情熱的な「曳山ぶつけ」はお囃子も最高潮に盛り上がり、お祭りのクライマックスと言えます。

非常に盛り上がる「曳山ぶつけ」ですが、
曳山の運行具合によって生じるものでお祭りの一場面と言えます。

そのため、中日である8日には、
観覧用の「観光やまぶっつけ」が行われます

観光やまぶつけは、時間と場所、
ぶつかる曳山の組み合わせが事前に設定し行われます。
18:00~22:00におよそ1時間ごとに開催されるようです。

曳山の運行以外にも、芝居や踊りといったショーやライブなど催されます。

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角館のお祭り 会場へのアクセス、駐車場・交通規制?

電車の場合、JR田沢湖線で角館駅下車角館町内、
自動車では、秋田自動車道大曲ICから40分です。

駐車場は市営桜並木駐車場、
旧角高グラウンド、
仙北市健康管理センター横などの有料駐車場のほか、
臨時時駐車場も用意されます。

駐車料金は普通車500円、
中型車1,000円、大型車2,000円くらいのようです。

また、お祭りの時期は明神社、薬師堂、佐竹北家及び、曳山を出す各丁内を含む範囲がほぼ全面通行止めとなります。

祭りの中心となるエリアでは、
7日は16:00~24:00、8・9日は10:00~24:00が全面車輛通行止となります。

周辺も夕方から深夜まで、日中のみなど、
日や道路によって、細かに交通規制がかかります。

駐車禁止区域や一方通行など、普段とはずいぶんルールが変わるので注意したところです。

お祭りが近づくと仙北市のサイトに駐車場の場所も分かる2015年版交通規制図アップされますので、
車でお出掛けの際は要チェックです。

角館のお祭りの歴史と由来

角館のお祭りが始まったのは、
今から350年ほど前と言われています。

「佐竹北家日記」には元禄7年(1694年)に鹿島祭りとして記述があります。

地域の繁栄や商売繁盛、家族の無病息災などを祈願するものだったようです。

旧角館町は、佐竹北家の城下町として栄えた町です。

角館町は内町と外町からなり、
内町には武家、外町には町人と住む場所が分かれていました。

祭りは町人が外町を中心に行われてきました。
詳細は不明ですが、明治初期以降、神仏分離令などの影響もあり、お祭りの在り方には紆余曲折もあったようです。

現在では7日に神明社の宵祭り、8日に神明社の本祭りと薬師堂の宵祭り、9日に薬師堂の本祭りが行われています。
8日には佐竹北家への上覧にも向かいます。

曳山が参拝や上覧に向かって運行している曳山を「上り山」、
目的を終えた曳山を「下り山」と呼びます。

曳山が練り歩くとき、他の丁内の曳山と向かい合ってしまったときは「交渉」という話し合いが行われます。

原則的には上り山が優先されて運行されますが、
お互いに下り山の時には、
優先権が発生せず実力で通ることになります。
これが角館のお祭りの目玉とも言える「曳山ぶつけ」です。

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