クロユリの花言葉の意味や由来は?愛や恋!怖い意味では呪いや復讐!

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クロユリ

クロユリって見た事がありますか?

逆に白いユリにはとても
神聖な感じのイメージや花言葉が付けられ、
贈り物としても喜ばれる花です。

実際クロユリは花屋さんでは
並ぶ事がなくハイキングや山登りなど
山などで見かける事があります。

ちなみにユリの花言葉の意味や由来
というページも書いています。

そんなクロユリにはどんな花言葉が
付けられているのでしょうか?
ご紹介したいと思います!

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クロユリの花言葉、どんな花?

クロユリとは、ユリ科バイモ属クロユリ種
つまり私たちがよく見かけるユリとは近縁である花です。

”エゾクロユリ(基本変色)”と
”ミヤマクロユリ(変色)”と分類していて、
本州中部よりも北の高山に分布しています。

古くはアイヌでは鱗茎を米と焚いたり、
茹でて食べられていたり、
樺太などでは冬の料理に用いられていた様です。

実際の花はハエを惹き付ける強いニオイがし、
家庭で育てるには向いていない花です。

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クロユリ花言葉は?愛や恋?由来は?

クロユリはニオイのする花ではあるものの、
花言葉には「愛」「恋」といった
素敵な花言葉があります。

この花言葉はアイヌの伝説から云われている様で、
愛する人や片思いをしている人がいた時に、
愛を告げる前にこっそりと心をこめて
名も告げずにクロユリをその人の側に置くという

恋のおまじないの様な風習があり、
そのクロユリを相手が気付いて手に取れば、
想いが通じいつしか二人は結ばれる
という話からとされています。

匂いはしますが花はとても可愛らしく、
英名ではチョコレートリリーと素敵な名前も・・・。

ユリの程花びらは長いものではなく、
どちらかといえば桔梗とユリの中間の様な
花形も可愛らしい花なんです!

本当は怖い!?クロユリの花言葉、呪いや復讐!?

素敵な花言葉があるクロユリですが、
真逆な花言葉も実は持っている花なのです。

「呪い」や「復讐」

なんだか先ほどのアイヌのおまじないから
うって変わって怖い花言葉ですよね。

”黒”という色のイメージは本来、
不吉な感じや黒魔術などといった暗いイメージを
持たれる事がありますが、

この花言葉にはクロユリの群生地で、
郷土の花(県花ではなく)としている石川県の
呪いの花の伝説から発祥といわれています。

 

越中(現在の富山県)の大名”佐々成政”の愛妾(めかけ)
”小百合”の呪いであるという話しがあります。

織田信長の直参で、本能寺で信長が討ち死にした後、
豊臣秀吉の家臣となった成政ではありましたが、

愛妾である小百合への溺愛ぶりに
彼女は他の側女から妬まれていました。

成政が不在の間に、
”小百合が他の家臣と密会している”という
噂を流されてしまった事で激怒した成政は、
小百合を惨殺してしまいます。

 

罪のない小百合の無念の怒り、
死に際に「三年経って、立山に黒い百合が咲いた時、
佐々家は滅びるであろう」と言い命を落とし、

その三年後に成政は失脚、
切腹にてその生涯を閉じる事に・・・。

 

小百合の愛が呪いという名の復讐となった
この伝説が「呪い」「復讐」という
花言葉に通じるとされています。

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