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おせちの昆布巻きの意味や由来?カロリー?作り方やリメイクと保存方法

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おせち

お正月にはおせち料理が付きものです。

おせち料理は元々は元日、白馬、踏歌、端午、豊明の五節会の料理全てを言いましたが、現代に伝わる中で正月料理だけを指すようになりました。

様々な縁起物がおせち料理を占めてますが、その中の「昆布巻」についてのお話をします。

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目次

おせちの昆布巻きの意味や由来は?カロリーは?

昆布巻きに使われている昆布は、語呂合わせの「喜ぶ(よろこぶ)」「養老昆布(よろこぶ)」、成長が早く繁殖力が強いことから子宝に恵まれるという「子生婦(こんぶ)」、末広がりの形状に由来して「広布(ひろめ・こんぶ)」で喜びを広めるというような多くの縁起の良い物とされています。

昆布巻きに使われているニシンは過去の北海道で多く獲れました。

最盛期の漁村には「鰊御殿」という豪勢なお屋敷が次々と建てられた程で、漁師たちに多大な富をもたらしたニシンは「二親(ニシン)=両親」のように限りなく恩恵が深いものとされたようです。

縁起物のニシンを縁起物の昆布で巻いたものが昆布巻きです。

おせち料理の中でも健康長寿を願う煮ものとして、重要な料理の一つとなるのは当然だと言えるでしょう。

昆布(まこんぶ・素干し)のカロリーは100g当り145kcalあり低い数値ではありませんが、特筆すべきは主な栄養で、カリウム6,100mg、カルシウム710mg、マグネシウム510mg、βカロチン1,100μg、葉酸260mg、植物繊維27.1gとまるで栄養の宝庫です。

昆布さえ食べていれば他の食物はいらないのではと思う程です。

魚を凝縮した身欠けニシンと合体した昆布巻きは、高血圧予防、動脈硬化、疲労回復、便秘、老化防止、ストレス解消など多くの疾病予防に効果があると思います。

おせちの昆布巻きの簡単な作り方!本格レシピは?ニシン?鮭どっち?

昆布巻きは身欠ニシン(みがきにしん)と圧力鍋を使うと簡単にできます。
身欠きニシンは鰊の干し物のことです。

①米のとぎ汁に一晩漬けた身欠ニシンを水で戻した昆布で巻きます。

②ニシンは細めに切り、巻いた昆布の巻き終わりを、楊枝で止めてかんぴょうで結びます。

③圧力鍋に昆布巻きを入れ、出汁と酒で強で10分。調味料を加え弱で約5分。あとは火を止めてしばらく置いて出来あがりです。

おせち料理としての昆布巻きでは、その由来からきているようにニシンを使うのが一般的です。

でも昆布自身が縁起物ですので、他の食材を使うのも自由です。

料理としての昆布巻きには、鮭、鳥ひき肉、豚肉、ベーコン、サツマイモなどを巻いたものも数多くあります。

おせちの昆布巻きリメイクは?日持ちする方法は?

おいしいおせち料理も毎日食べるとさすがに飽きてしまします。

そんな時には昆布巻きのリメイクで、違う食べ方を楽しみましょう。

簡単なものでは、おでんの具にする、大根を炊き合わせる、昆布巻きを細かく刻み炊きこみご飯にする、おにぎりの具にするなどがあります。

昆布巻き自体の味が濃いので、違う料理の具材としてリメイクするのが多いですね。

昆布巻きの日持ちする方法は冷凍保存です。

冷凍用のジッパー付き保存袋に入れて空気を抜き、チルドルームで一週間位保存可能です。

食べる時には冷蔵庫で自然解凍して食べることができます。

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