沈丁花の名前の由来!花言葉は色で違う?ギリシャ神話から!特徴は?

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沈丁花

「沈丁花」と書いて「じんちょうげ」またの名を「ちんちょうげ」という。

何か聞いたことがあるけど、変な名前だよね。
どんな花だったっけ?
というあなた!お答えしましょう!
沈丁花とはこういう花です!

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沈丁花の名前の由来は?

名前の由来は、主なものとして和名(沈丁花)と英名(Daphne odora:ダフネ オダラ)の二つの説があります

沈丁花は、代表的な香木の一つである「沈香(じんこう)」のような良い香りがあり、花蕾が釘(丁)のような「丁子(ちょうじ)」と似ています

そのことから、沈香の「沈」と丁子の丁(丁)をとって「沈丁花」と名付けられました。

ダフネ は、ギリシャ神話の中で太陽神アポロンの求愛から逃れるために、月桂冠に姿を変えた女神の名前です。

オダラは匂いのあるを意味します。

ダフネ オダラ(沈丁花)は、月桂冠に葉が似ていることから、匂いのある月桂冠という意味で名付けられました

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沈丁花の花言葉は?色で違う?

主な花言葉は、「栄光」「不死」「不滅」「永遠」「歓楽」などがあります。

「栄光」は、ギリシャ神話のアポロンが沈丁花に似ている月桂冠を、愛の証として一生身につけたため、その後の勇者達が冠るようになったことにちなんだものです。

「不死」「不滅」「永遠」は、一年中緑の葉をつける常緑樹なので、長く続く意味でつけられました。

「歓楽」は、春の訪れとともに花が咲き始め、とても良い香りを漂わせ、他の花より開花期間が長く、喜び、楽しさを現すことから名づけられました。

花の色は、一般的には薄いピンク色です。
白色や黄色もありますが、基本的な性質は変わらず、花言葉の意味は、色により変わることはありません

沈丁花の特徴は?

沈丁花は、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木です。
日本では、室町時代から栽培されているとされています。
現在では、鉢植えや庭木として広く親しまれ、多くの品種も作られています。

また、日本の三大香木(金木犀:きんもくせい、沈丁花:じんちょうげ、梔子:くちなし)の一つです。
春は沈丁花、夏は梔子、秋は金木犀と言われ、季節の匂いを運びます。

その中でも沈丁花が一番遠くまで匂いが漂うと言われています。

1~2m程の樹高で、枝の先に20個位のかわいい球状の花(正確にはガク)を咲かせます。
花の色は、つぼみは濃紅色で開花する薄いピンク色が一般的ですが、白色と品種による
黄色があります。

その花を煎じた汁は、歯痛、口内炎、喉の痛み解消などに効果があると言われ、民間薬として使われています。

ここで注意事項です。
沈丁花は、実や樹皮、樹液、根と樹木全体に強い毒があります。

樹液に触れると皮膚炎や水泡ができます。
そして、結実すると1cm位の赤く丸い果実をつけますが、毒性が強いので注意です。
間違って食べると下痢、嘔吐、心臓障害が引き起こされます。

ただし、日本に生息している沈丁花は雄株が多く、雌株はおそらくほとんどないので、結実をすることは、まずないと思っていいでしょう。一安心ですね。

良い匂いのする可愛い花かと思ったら、有毒なんてびっくりですね。

きれいな花には棘があるじゃないけど、可愛い花には毒があるですね。
皆さん!くれぐれも気をつけましょう!

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