おせちのしいたけの意味や由来!簡単な作り方や椎茸の含め煮レシピ?

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おせち料理

しいたけは、うどん・そばのダシや天ぷら、鍋の具、煮物、焼き肉の具など様々な食事シーンに登場しているキノコです。

あるアンケートによる「日本人が食べるキノコの人気ランキング」でエリンギに次ぎ2位になったことがあるくらいです。
マツタケより上だったんです。

日本中のどこでも一般的なキノコとして販売されています。
肉厚な傘と深みのあるジューシーな味が人気の理由でしょう。

おせち料理の中でもしいたけは存在感があり、華やかさを演出する食材の一つとなっています。
そのおせち料理のしいたけについて、どういうものなのかご紹介します。

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おせちのしいたけの意味や由来、いわれは?

しいたけは、野生のものではシイ、コナラ、クヌギなどの広葉樹の枯木、倒木などに生えることから「しいたけ」となったようです。

おせちのしいたけは、煮物の煮しめの食材の一つとして用いられます。
おせち料理の食材にはそれぞれ縁起物としての意味や由来がありますが、しいたけの場合はどういうものでしょうか?

昔しいたけは、武家社会の名残で笠の形を陣笠に見立て、陣笠しいたけと呼ばれていました。

高級な食材で、神様へのお供えとして健康、元気、壮健への願いがこめられている珍重なご馳走でした。

やがて20世紀に人口栽培方法が確立されたことで、一般の食卓にもあがるようになりました。

しいたけをおせちに入れる場合には、そのままの形でいれることは少なく、亀甲切りという亀の甲羅に似せた方法の飾り切りをします。

亀は「鶴は千年亀は万年」と言われ、鶴とともに長寿の象徴、夫婦円満の象徴とされています。

その縁起の良い亀甲に似せることで長生きできるようにという願いが込められています。

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おせちのしいたけの簡単な作り方や本格椎茸の含め煮レシピは?

しいたけの煮しめ、簡単な作り方

干ししいたけを水で戻し、下ごしらえしたごぼうや手綱こんにゃく、ダイコン、たけのこ、高野豆腐、にんじんなどと共に煮て、醤油、砂糖、酒、みりん、塩などの調味料を加えると煮しめの出来あがりです。

しいたけの含め煮レシピ

干ししいたけを10枚(適当な量)用意します。

①干ししいたけを砂糖ひとつまみを入れたぬるま湯につけて戻し、笠と軸を切り分けます。

②戻した湯ごとしいたけを強火で煮る。灰汁を取って弱火にして30分程煮る。

③煮汁が少なくなってきたら、砂糖と醤油を2回に分けて加える。煮汁が完全になくなるまで煮るとしいたけの含め煮の出来あがりです。

おせちのしいたけの切り方は?

おせち料理を華やかにするために、飾り切りという切り方で野菜を色々な形や物に見立てたりして並べて美しい演出をします。

しいたけには、笠の縁を六角形に切り落とし、表面に切り込みを入れて亀の甲羅のように見せる亀甲切りが有名です。

また笠に向かって中心に斜めに包丁を入れて逆向きからも斜めに入れて溝のような切り方をします。
切り口が2本だと十字、3本なら花という飾り切りもあります。
笠の茶色と切り口の白とが、ほどよいコントラストを表現しています。

しいたけは、おせちの中の唯一のきのこです。
その形色合い、由来などを想いながら楽しくおいしくいただきましょう。

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