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梅花の候の時候の挨拶はいつからいつまで?意味や読み方は?例文を紹介

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梅

2月に使われる時候の挨拶も多くありますが、
その中でも「梅花の候」は、
ずいぶん春らしさを感じられる時候の挨拶です。

今回は2月の時候の挨拶から
梅花の候」をピックアップしてご紹介していきます。

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目次

「梅花の候」の時期はいつからいつまで?

では、「梅花の候」とはいつからいつまでを指すのでしょうか?

結論から言うといつからいつまで、とは決まっていない!と言えます。

梅は2月の代表的な花です。
各所の梅の名所などは、
早咲きは1月下旬から咲き始め、
3月下旬あたりまで見頃のところもあります。

では、「梅花の候」を1月下旬~3月下旬まで使っていいのでしょうか?

3月下旬ともなると桜の便りが聞こえてきます。
さすがに、いくら梅の花が盛りでも、
桜の便りが聞こえて梅花の候というのは不適切でしょう。

やはり、2月に入り、少し春の足音が聞こえ始めた頃から2月いっぱい、遅くても3月初旬までに使うと情緒ある時候の挨拶といった印象になりそうです。

「梅花の候」は冬が終わり、
暖かく柔らかなイメージを湧かせる時候の挨拶です。

2月といえば、雪がまだまだ降っている地域もあります。
雪国に住む方へ使う場合は、積もった雪が少しずつでも溶けていく頃あたりに使うと良いかもしれませんね。

「梅花の候」の意味と読み方

2月のに使われる時候の挨拶である「梅花の候」は、
ばいかのこう」と読みます。

「梅花」とは字から分かる通り、「梅の花」のことです。

2月には「梅月」や「梅見月」という異名もあります。
正に梅の花は、2月を象徴する花なのです。

「候」は、時季や期間といった意味で使われます。

ですから、「梅花の候」というとまさに「2月」を指します。

とはいえ、2月と言えばまだ寒く、地域によっては雪もたくさん降っている時です。

そんな時にはさすがに「梅花の候」はそぐわない印象です。
寒さは残りながらも、梅の花もつぼみが膨らんできた、という時に使うのが相応しいでしょう。

寒い時季でも、「梅花の候」という時候の挨拶は、
いかにも春の足音を感じさせ、
明るい気分にさせてくれますね。

「梅花の候」を使った例文

ここでは、「梅花の候」を使ったお手紙の例文をご紹介します。

“拝啓 梅花の候 貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 さて、この度弊社では、恒例の新製品発表会を開催させていただくこととなりました。
当日は、新製品のご紹介やセミナー等も予定しております。
 つきましては、ご多忙中のところ恐縮ではございますが、是非ともご来場くださいますようご案内申し上げます。

                               敬具”

今回は、ビジネス文書における新製品発表会のご案内状の例文を上げてみました。

個人宛ての手紙などでは、時候の挨拶を用いたら、それにあった結びの文を最後に入れますが、
ビジネス文書ではあまり用いられないようです。

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