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五月人形を処分する時期や方法は?関東・関西で違いはある?

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五月人形 兜

鎧や兜を飾る、ということは
武家のしきたりからきた風習なのだそうです。

現在は鎧・兜が「身を守るもの」
ということから様々な病気・災厄から
大切な子供を守ってくれるようにという
願いを込めて飾るものになりました。

子供のころに飾ってもらったという
人も多いでしょう。

男の子が生まれたから初節句には
五月人形を用意する
という家庭も多いでしょうね。

女の子の場合のお雛様は
成長してからもお雛様を飾って
楽しむという話は良く聞きます。

大人の女性が
「私だけのお雛様」として
小さいお人形を買ったりすることもあるのです。

結婚のときに自分の荷物の中に
お雛様を持ってきたという人の話も聞きます。

ところが五月人形は
本人の男の子が成長するにつれ
だんだん飾らなくなったり
することが多いようです。

進学・就職や結婚などで独立し
親元を離れても引っ越し荷物として
自分の五月人形を持ってくるという話は
ほどんど聞かないですね。

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目次

五月人形の処分時期は

五月人形は
災厄よけや健康を願うための
お守りのようなものです。
だから
「飾るのは何歳まで」といった
決まりごとはありません。

 

何歳になっても飾っても構わないのです。

 

ただ子供が成長するにつれ
本人も興味がないし
出し入れも面倒だからと
自然に飾らなくなる家庭が多いものですね。

 

いつ頃処分するかという時期は様々です。

 

「この時期に」というように
決まったことはありません。

 

10歳頃までとか中学生になるまで
という話もあります。

 

地域によっては
子供が20歳になったら
処分するというところ
あるといいます。

 

多くは
子供が成人したことをきっかけに処分する
ということが多いようです。

処分する時期についてはどういう方法をとるかによって
変わってきます。

 

極端な話、
粗大ゴミに出してしまう
ということも出来ます。

 

粗大ゴミを出せる時期は
自治体でルールがありますから
それぞれ住んでいる地域を管轄する
役所に対する問い合わせが必要です。

 

でも
五月人形の役割を考えたときに
「ゴミ」として処分するのは
気が進まないものですよね。

 

子供を守ってくれるようにとの
願いを込めて贈られたもの・
購入したものですから最後になって
粗末に扱ってはお人形も可哀想です。

5月人形を処分するときの方法は

五月人形を
処分することになったら
いくつかの方法があります。

人形供養で五月人形を処分する

全国の寺社では
人形供養をしているところも
たくさんあります。

キーワードに
人形供養という言葉と
住んでいる地域を
打ち込めば寺社で人形供養を
執り行っているところが
たくさんヒットします。

通年行っているところもあれば
決まった時期に執り行われるところも
あります。

お願いしようとするところに
問い合わせてから持ち込むようにしましょう。

あらかじめ
申し込むことが必要な場合と
当日持ち込んでもOKな場合が
あります。

初穂料・供養料といった
費用も必要です。

お人形自体は受け付けてもらえても
付属品やガラスケース
内蔵電池など扱ってもらえないものもあります。

 

受付・申し込み時に指示がありますが、
自分でもあらかじめ確認したりして
間違いの無いようにしてください。

寄附する・あげる

児童養護施設や子供に関連する
NPO法人・ボランティア団体に
寄附するという方法もあります。

 

ただこれはすでに先方にもあったりして
断られたりすることもあります。

 

知り合いや親戚に男の子が生まれたから
使ってもらうように
あげる、という場合もあるでしょう。

この方法は一見すると
便利なようですが、
注意が必要です。

 

五月人形の
「お守り」としての役目を考えると
「元の持ち主の災厄を引き継ぐ」と
いう考えもあるので、
敬遠される向きもあります。

 

また鎧・兜は個人を守るもので
大勢を守るものではありません。
そう考えると
すでに1人の人(元の持ち主)を
守っているのだから
もう他の人は守れない
とする考え方もあります。

 

もともと五月人形・お雛様は
子供ひとりにひとつずつ、というものです。
その性質を考えると
「あげる・譲る」という方法は
あまりお勧めではありません。

 

オークションに出す

お人形自体が
有名な作家の作品であったりして
芸術的にも価値が高いものだと
オークションに出すということも
考えられます。

 

お人形の状態を
詳しくオークションの広告に記載したり
写真を撮ったりと手間がかかりますが、
必要な手続きをとれば個人でも出品は可能です。

 

有名作家の作品などであれば、
リサイクルショップや骨董品を扱うお店で
買取を依頼することもできます。

 

ただオークションや買取は
「欲しい人がどれだけいるか」で
落札価格・買取価格が変わります。
自分では高価なものと思っていても
考えているような
値段がつかないということも
覚えておきましょう。

五月人形の処分の方法で関東・関西での違い

処分する方法・時期などに
関東関西で違うということは
ないようです。

 

住んでいる地域に
処分するのはいつ頃かとか
処分する前には供養するとか
風習があればそれに従えばいいと思います。

 

引っ越してきて地域に知り合いもいないし、
ということであれば人形供養に出せば
まずは問題ないでしょう。

 

五月人形で関東・関西の
違いがあるとすれば
江戸兜・京兜といった
作風の違いがあるということです。

 

江戸兜
どっしりとした重厚感や
職人技の光る技巧を凝らした
作風のものが多いです。

 

京兜
細工が繊細で
贅沢な造りになっているもの
全体的に優雅な雰囲気があります。

 

もちろんこれらは
大量生産の品ではなく
高級品になります。

ただ大量生産品でも
住んでいる地域で
江戸兜風・京兜風など
好みがあるでしょう。

 

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