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卒業式の送辞とは?書き方、用紙は?ペンや封筒は?例文やコツは?

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卒業式

「送辞を読んでもらいます」

学校から頼まれるのは
大方、生徒会代表や首席の生徒など、
学校側より選抜されます。

どんな事をスピーチするの?
使う紙とか決まってるの?

送辞の書き方などについてご紹介します。

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目次

送辞とは?答辞もある??

送辞は卒業生を見送る側
いわゆる在学生が卒業生に贈る
はなむけです。

 

在校生の代表者があがり
卒業証書授与式でスピーチします。

送辞は在校生の代表であり、
そして当日の主役は卒業生

そのため答辞よりも長く読む
ということは不適切とされています。

 

「えー」と言葉を繋ぐこともNG、
接続詞を減らしスムーズに読むのが
聞いている側を飽きさせないポイントです。

 

また、非常に多いのですが、
「本当に○○」という言葉を多用しているのも
非常にくどく送辞の価値を下げます。

 

私自身も中学生時代に送辞を読んだ事がありますが、
何度も先生と打ち合わせし、
修正と読む速度や読み方を練習しました。

 

思いのままぶつけた文章ではなく、
普段使わない様な言い回しなどもありますが、
先生のアドバイスにより無事に
先輩方へ温かく敬意と感謝を込めた送辞を
贈る事が出来たと思っています。

なお、卒業生が読むのは「答辞」です。

送辞の書き方、用紙は?ペンや封筒は?

送辞の用紙は何でもいい訳ではありません。

下書きは何でも良いですが、
清書書きし当日使用する用紙は、
「折りたたみ式式辞用御巻紙」です。

学校から支給されたので
実際に私は購入しませんでしたが、
購入しても¥400程度のものです。

罫線入と罫線なしがありますが、
罫線入の方が書きやすいです。

 

初めからジャバラに折られていて
開いて折り目より幅の広い余白が最初、
余白部分が少ない方が最後。

1枚めくったところから書き始めます。

最後は終わりから2つめの折り目に
卒業年次と名前を記入します。

 

書き終えた用紙を包むものとして
封筒のタイプと紙1枚で折り
包む方法の2種類があります。

 

1紙で包むタイプでは、
送辞を書いた用紙をやや右よりに置き、
右左と折りたたみ最後に上と下を折ります。

そして表書きに「送辞」と記載します。

中の送辞を折らない様に気をつけましょう。

また、送辞を書く場合は、
濃墨で毛筆もしくは筆ペンです。

卒業式、送辞の書き方のコツは?例文は?

送辞の内容は気ままに書く訳にもゆきません。

内容としては、
卒業を祝う言葉や、卒業生に対するお礼、
伝統を受け継いで行く決意などを表す言葉です。

 

そして文章は「起承転結」
送辞の場合には以下を参考にしてみてください。

起・・・季節について
承・・・想い出(行事名ばかりは述べない)
転・・・卒業にちなんだ熟語や漢文など
結・・・新たな場所での成功や健康、多幸を述べて結ぶ
書き出しには季節の文章をいれてみましょう。
難しい書き出しの例文をあげてきます。

例文)

冬の厳しい寒さもだいぶ和らぎ、
桜の花もいよいよ膨らみかけて来ています。

3年生の皆さん、
本日はご卒業おめでとうございます。

在校生を代表して、
心よりお祝い申し上げます。

2年前桜咲く中、入学したあの日。
楽しみの反面とても不安な気持ちでいっぱいだった
私たちを温かく迎え入れてくださった事、
とても感激と感謝でいっぱいであります。

といった風に文章を綴って行きます。
個人的な卒業生との想い出ではなく、
大きくくくって感謝をのべる文章が基本です。

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