確定申告のやり方　国民年金の場合は？　副業の場合の住民税は？

２月になると確定申告をしますが、
バイト掛け持ちなどダブルワークの場合や、
国民年金の場合などどうしたらいいのか・・・
結局やらずしまいなんて事はありませんか？

そうした確定申告のあれこれ、
やり方などご紹介します。

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ダブルワークの確定申告のやり方は？なるべく会社にばれないように副業を進める方法は？

ダブルワークは会社に知られると
本当に厄介なものです。

でも最近の長引く不景気で副業をしているサラリーマンは
年々増えているようですね。

まず、会社にダブルワークが知られない様にするには
住民税の支払い方法を自ら調整すること。

これで会社に副業がバレるリスクの一つは少なくなります。

その為に確定申告をします。

確定申告時に、ダブルワークの収入に対する
住民税を「普通調整」いわゆる
源泉徴収にはせず自分で支払う様にします。

住んでいる場所の管轄税務署に出向き、
２箇所から給与所得を得ている場合の
確定申告方法を教えてもらうだけです。

もしくはダブルワーク分の所得に対する
住民税を普通調整で支払いたい旨を伝えてください。

場合によっては給与所得＋事業所得などで事業所得が赤字になっている場合には
所得税が還付申請することで還付される場合もありますよ。
必要書類などについては、
事前に税務署に聞くと親切に教えて頂けます。

ネットオークションで出品し、
お小遣いを稼ぎ出すなんていうのも
今では当たり前になってきています。

オークションでも実は確定申告が必要です。

しかしすべてではありません。

生活用動産扱いで非課税のもの
例えば自身や家族が生活する為に使用する
家具・什器・衣服を売却した場合は非課税です。

しかし、１個もしくは１組の価額が３０万円を越える

貴金属や貴石、真珠、べっこう、七宝製品、
書画骨董、美術工芸などは課税されます。

また、給与所得者かどうかでも変わり、
給与所得以外の所得が”２０万円以下”の場合は
確定申告は不要。

他に収入がない主婦や学生などは
儲けた金額が３８万円以下であれば
確定申告不要とされています。

詳細は税務署に確認してみましょう。

国民年金で払った保険料は、
全額が”社会保険料控除”という扱いになります。

その際、”控除証明書”が発行されますので、
それを使い確定申告を行います。

もちろん自分だけに限った話ではありません。
例えば親が子供の変わりに支払った
国民年金保険料を
親の社会保険料控除として
確定申告することが出来ます。

そう、扶養家族の国民年金保険料を
親や兄弟が支払う事で親の課税所得が抑えられ
いわゆる「節税」が出来るということです。

国民年金保険料が払えない場合は、

・国民年金保険料の免除制度
・国民年金学生納付特例制度
・国民年金若年者納付猶予制度
・退職(失業)による特例免除

などの免除制度を利用するという方法もありますが、
親や兄弟、配偶者などの収入が多い場合には、
免除制度を利用するよりも、
世帯単位で考え、親が変わりに年金を支払った方が
節税額が大きくなるので大変お得になります。

脱税は違法ですので絶対にやってはダメですが、
節税はやれる工夫はしていきたいものですね。